エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.701

“ほぼ自作”感覚で理想の小型ゲーミングマシン完成、サイコム「G-Master Spear Z390-Mini II」

2018.12.04 更新

文:エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一

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ベンチマークテスト:CINEBENCH R15

まずはCPUテストの定番である、CGレンダリングソフトの「CINEBENCH R15」を動作させてみよう。8コア8スレッド構成のCore i7-9700Kは、どの程度スコアを伸ばせるだろうか。

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シングルコアの性能はさすがの一言で、最大5Hzに迫る高クロック動作がうまく機能していることが窺える。ただしマルチコアテストは総合的なCPUパワーが試されるだけに、論理コア数の削減が影響して、あともうひと伸びといったところ。もっともこれは想定された結果であり、いわばゲーミング特化のために切り詰められた部分とも言える。あくまでゲームにおけるパフォーマンスを重視するのであれば、悲観することはないだろう。

ベンチマークテスト:3DMark

続いては、3Dベンチマークテスト「3DMark」を動作させ、3D描画のパフォーマンスをチェックしていこう。Core i7-9700KとGeForce RTX 2080 Tiの組み合わせだけに、ハイレベルなスコアが期待できる。「Fire Strike」および「Time Spy」それぞれに用意されたクラス別テストを実行した。

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DirectX 11環境のテストである「Fire Strike」では、2K解像度の「Fire Strike Extreme」で総合/Graphics scoreが15549/16796。テスト中のフレームレートは90fps前後と、さすがはウルトラハイエンド構成といえるスコアをマークした。4K環境の「Fire Strike Ultra」でも8148/8111と底力を示し、フレームレートも50fps前後を維持。2K~4Kクラスであれば、相当な高負荷設定でも十分な快適なプレイが見込めることが分かった。

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続いてDirectX 12環境の「Time Spy」はどうだろうか。無印ベンチでは総合/Graphics scoreで12327/13637と圧倒的なスコア、テスト中のフレームレートは80~90fpsと余裕そのものだ。最高レベルの強烈な負荷がかかる「Time Spy Extreme」でも、Graphics scoreで6000オーバーをマークするなど大健闘。これだけの負荷にも関わらずフレームレートは40fps以上は出ており、大抵のゲームタイトルにおいて、4K環境でのプレイに耐えられるだけのポテンシャルを示している。

ベンチマークテスト:ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター

実際のゲーミングシーンを想定したテストとして、次はオンラインゲームの人気タイトルである「ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター」のベンチマークを動作させてみる。描画品質は“最高品質”を選択、解像度を1,920×1,080ドットと2,560×1,440ドット、3,840×2,160ドットの3パターンに設定し、それぞれのスコアを比較してみよう。

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“非常に快適”の指標とされるスコアは7000だが、4K解像度の最高品質でもボーダーラインを軽く上回る圧倒的なスコアをマークした。フルHD環境に至っては20000オーバーだ。一般的なオンラインゲームタイトルであれば、高解像度のかなりリッチな環境でも快適プレイに疑いはない。

PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS(PUBG)

最後は、将来的なレイトレーシング対応も予告されている、バトルロイヤルゲームの人気タイトル「PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS(PUBG)」をプレイしてみる。描画品質は“ウルトラ”に固定し、解像度を1,920×1,080ドットと2,560×1,600ドット、3,840×2,400ドットの3パターンに設定、「Erangel」マップにてフレームレートの計測を行った。

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基本的には“ドン勝”のために描画品質よりリフレッシュレートを重視するユーザーが多いハズだが、このマシン構成であればどの解像度でも“ウルトラ”設定で快適プレイが可能だ。4K解像度における最小FPSですら快適の指標となる60fpsを上回る状況であり、何ら遠慮することなくプレイ品質を盛ることができる。また、フルHDや2K解像度環境であれば、“ウルトラ”設定でも高リフレッシュレート液晶の恩恵を十分受けることができそうだ。

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