エルミタ的一点突破 Vol.48

全高135mmに抑えたイマドキの小型サイドフロー、サイズ「KATANA 5」検証

2018.11.13 更新

文:エルミタージュ秋葉原編集部 松枝 清顕/池西 樹(テストセッション)

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株式会社サイズ(本社:千葉県松戸市)より、92mm口径ファンを側面にマウントさせたサイドフロー型CPUクーラー「KATANA 5」(型番:SCKTN-5000)がリリースされた。全高135mmに抑えたミニタワー筐体がターゲットのコンパクトな冷却機器、その実力を知る。

コンパクト空冷CPUクーラーに新たな佳作

発熱の高いCPUでシステムを構築する場合、多くの人が(簡易)水冷ユニットを選択する。性能面のみならず、水冷システム自体の信頼性が飛躍的に向上し、多くの人は”空気”から”水”に変わった事を意識せずに運用しているだろう。

一方でハイエンド志向の大型CPUクーラーにかつての勢いはない。新製品のリリーススパンは次第に長くなり、ひと頃に比べかなり選択肢も狭まったように思う。そんな中にあって、比較的コンパクトなサイズの空冷CPUクーラーは変わらず需要があり、純正CPUクーラーに置き換わる製品が市場に投入されている。今回取り上げる株式会社サイズの新作「KATANA 5」(型番:SCKTN-5000)もまた、そんな佳作のひとつだ。

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サイズ「KATANA 5」(型番:SCKTN-5000) 市場想定売価税抜3,480円(2018年10月25日発売)
製品情報(株式会社サイズ

「KATANA 5」は、2012年発売の前作「KATANA 4」(型番:SCKTN-4000)から6年振りに完成した後継モデル。外観を見比べると、後継たる面影をあまり感じさせないデザインながら、コンパクト・サイドフロー型CPUクーラーのコンセプトは継承され、側面に92mm口径ファンをマウント。消費税率が5%から8%になったものの、市場想定売価は税抜3,480円に据え置かれ、人気モデルの”世代交代”としての役割を担っている。

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前作最大の特徴だった「傾斜型フィン構造」は進化し、アプローチが変更された新作「KATANA 5」

「KATANA 5」の外装パッケージと付属品

検証を始めるにあたり、「KATANA 5」の外装パッケージと付属品を見ていこう。ひと目でサイズのそれと分かる外装パッケージは、外形寸法W150xD115xH200mm、重量約750gの紙パッケージを採用。左側面には詳細な寸法と対応ソケット、右側面には製品特徴が記され、背面には保証規定が多言語で表記されている。

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前作の横長だったパッケージデザインは縦長に変更。ちなみに背面の表記はフォントサイズが小さく、筆者はまったく読めなくなってしまった・・・。

次に付属品を確認しよう。パッケージにはヒートシンクおよび冷却ファンとは別に茶箱が詰め込まれ、中にはマニュアル、グリス、冷却ファン固定用ワイヤークリップ、AMD用リテンション「AMD Clip」が同梱されていた。つまりIntel用リテンションが固定された状態で出荷される。なお多言語化されたマニュアルはサイズの製品サイトからPDFで公開されている。導入前の事前資料は、購入検討時に役に立つ。

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