エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.694

2.5ギガビットLAN搭載の最上位ゲーミングマザー、ASRock「Z390 Phantom Gaming 9」

2018.11.04 更新

文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹

  • rss
  • Twitter
  • Facebook
  • google+
  • hatena
  • pocket
LGA1151向け新チップセットIntel Z390に合わせて、新ゲーミングマザーボード「Phantom Gaming」シリーズを投入したASRock Incorporation(本社:台湾)。今回はその中から、フラッグシップモデル「Z390 Phantom Gaming 9」を取り上げる。2.5ギガビットLANや、第9世代Intel Coreプロセッサのオーバークロックを見据えた電源回路など、充実した装備を誇るシリーズ最高峰の実力を早速検証していこう。
004_Z390_Phantom Gaming_9_1024x768b
ASRock「Z390 Phantom Gaming 9」市場想定売価税抜35,980円前後(発売中)
製品情報(ASRock

ASRockの新ゲーミングマザーボード「Phantom Gaming」シリーズ

これまで、長らく世界的なプロゲーマー「Fatal1ty」の名を冠したゲーミングマザーボードを展開していたASRock。しかし、Intel Z390チップセットに合わせてシリーズを刷新。今年4月に先だって投入されたグラフィックスカードとの統一したブランドとなる、「Phantom Gaming」シリーズをデビューさせた。

z390pg9_101_1000x560
Intel Z390チップセットに合わせて投入された、ASRockの新ゲーミングマザーボード「Phantom Gaming」シリーズ

その製品コンセプトは、“FAST・MYSTERIOUS・UNBEATABLE”。ライバルを圧倒するパフォーマンス、洗練されたスタイル、そしてASRockが得意とする多機能を追求し、より魅力的な製品を目指すという。また今後は、PCケースメーカーやクーラーメーカーとの協業による、コラボレーションモデルの登場も予定されている。

z390pg9_103_1000x560 ASROCK_ZOTAC_BIOS_530x398
PCケースやクーラーを中心にコラボレーションモデルが登場予定 「Phantom Gaming」シリーズには、ZOTACとのコラボレーションBIOSも提供中だ

製品ラインナップは、「Z390 Phantom Gaming 9」「Z390 Phantom Gaming 6」「Z390 Phantom Gaming 4」のATXモデルと、「Z390 Phantom Gaming-ITX/ac」のMini-ITXモデルの計4モデル。いずれも有線LANにはIntelチップのギガビットLANを搭載し、ライティング機能はアドレサブルRGBに対応する「Polychrome RGB」をサポート。さらに「Z390 Phantom Gaming 9」と「Z390 Phantom Gaming 6」の上位2モデルには、2.5ギガビットLAN機能を実装する。

z390pg9_102_1000x560
「Phantom Gaming」シリーズからは、ATX 3モデル、Mini-ITX 1モデルの計4モデルがリリース

シリーズ最上位モデル「Z390 Phantom Gaming 9」

z390pg9_03_1024x768
ブラックとグレーをベースにしたシックなデザインに、レッドのワンポイントが映える「Z390 Phantom Gaming 9」

その「Phantom Gaming」シリーズの最上位に位置づけられるのが、今回の主役「Z390 Phantom Gaming 9」だ。ネットワーク機能は、IntelチップによるデュアルギガビットLANと、最大1.73Gbpsの転送が可能な無線LAN機能に加え、論理値2.5Gbpsの「Phantom Gaming 2.5 Gigabit LAN」を搭載。アプリケーションやゲームごとに帯域幅の優先度を設定できる「Phantom Gaming 2.5G Utility」も用意され、ラグのない安定したネットワーク環境でゲームをプレイできる。

z390pg9_104_1024x650 z390pg9_105_1024x650
「Phantom Gaming 2.5G Utility」を使えば、アプリケーションやゲームごとに帯域幅の優先度を設定できる

またオーディオ回路には、Realtek「ALC1220」と、最大600Ωに対応するプレミアムアンプを組み合わせた高音質オーディオ回路を実装。「Creative Sound Blaster Cinema 5」によるバーチャルサラウンド機能もサポートし、標準ヘッドフォンやステレオスピーカーでも、臨場感のあるサウンド再生が可能だ。

そして最高8コア/16スレッドの第9世代Intel Coreシリーズの性能を最大限に引き出すため、電源回路にはIR製デジタルPWMによる12フェーズ回路を採用。さらにヒートパイプで連結された2ブロック構成の「XXLアルミニウム合金製ヒートシンク」や、電源を強化する8+4pinの補助電源コネクタを組み合わせることで、高負荷時やオーバークロック時の安定性を高めている。

z390pg9_47_1024x768
12フェーズのデジタル電源回路を採用する「Z390 Phantom Gaming 9」。MOSFETの冷却にはφ6mmヒートパイプで連結された2ブロック構成の「XXLアルミニウム合金製ヒートシンク」を採用

そのほか、詳細なBLCK設定を可能にする「Hyper BCLK Engine II」や、アドレサブルRGBに対応する「Polychrome RGB」、NVMe M.2 SSDの発熱を抑えるM.2ヒートシンク、重量級グラフィックスカードを安全に支えるメタルスロット「PCIe Steel Slot」などの独自機能を搭載する。

z390pg9_11_1024x768 z390pg9_23_1024x768
x16形状のスロットはいずれも「PCIe Steel Slot」で、M.2スロットには大型のヒートシンクを搭載 ライティング機能はアドレサブルRGB LEDにも対応
z390pg9_01_1024x768 z390pg9_02_1024x768
「Phantom Gaming」のロゴが大きくデザインされたパッケージ。外形寸法は実測約307×373×120mm
z390pg9_001_spec_600x461
totop