エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.690

SATA3.0の限界に迫る高速エントリーSSD、Crucial「BX500」シリーズ

2018.10.25 更新

文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹

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Micron Technology(本社:アメリカ アイダホ州)が展開するCrucialブランドより、3D TLC NANDフラッシュを採用する、最新SATA3.0(6Gbps)SSD「BX500」シリーズがデビュー。エントリー向けの低価格モデルながら、インターフェイスの限界に迫るシーケンシャルアクセスを謳う注目作。早速、国内正規代理店のCFD販売株式会社(本社:愛知県名古屋市)より実機を借り受け、検証を進めていく。
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Crucial「BX500」シリーズ(発売中) 製品情報(Crucial
CT120BX500SSD1JP(120GB) 市場想定売価税込3,800円
CT240BX500SSD1JP(240GB) 市場想定売価税込6,200円
CT480BX500SSD1JP(480GB) 市場想定売価税込10,500円

インターフェイスの限界に迫る高速転送を謳うエントリーSSD

今回取り上げるのは、Crucialブランドが展開するエントリー向けSSD「BX」シリーズに属する最新作「BX500」シリーズだ。今年1月に登場した「MX500」シリーズの下位に位置づけられる製品で、容量は120GB、240GB、480GBの計3モデルがラインナップ。いずれもAmazon.co.jpでは9月より先行販売がスタート。10月中旬からは、国内正規代理店のCFD販売株式会社より、一般販売が開始された。

NANDフラッシュはMicron製3D TLC NANDで、SLCに匹敵する高速データ書き込みを実現する「SLC Write Acceleration」や、データの整合性を維持する「Multistep Data Integrity Algorithm」、加熱を防止する「Adaptive Thermal Monitoring」などの機能を搭載。さらに製品出荷前の1,000時間を超える検証と、数十種類におよぶ品質テストを実施することで、信頼性を高めているワケだ。

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エントリーモデルらしく、付属品は簡易マニュアルのみのシンプルな構成。なお「Crucial Storage Executive」と「Acronis True Image for Crucial」はダウンロード提供

公称転送速度は全てのモデル共通で、シーケンシャル読込540MB/sec書込500MB/sec。低容量モデルにありがちな転送速度の落ち込みがなく、120GBモデルでもインターフェイスの限界に迫る高速な転送速度が謳われている。またアクティブガベージコレクション、TRIM、ECCエラー訂正コードなどの機能により、長期間安定したパフォーマンスを発揮することができる。

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「Crucial Storage Executive」では、SSDのステータス確認や、サニタイズ、ファームウェアのアップデートが可能

耐久性は120GBモデルが40TBW(DWPD:21GB/5年)、240GBモデルが80TBW(DWPD:43GB/5年)、480GBモデルが120TBW(DWPD:65GB/5年)、MTTFは150万時間で、製品保証は3年間。またファームウェアのアップデートやステータスをリアルタイムにチェックできる「Crucial Storage Executive」と、ドライブのクローン化やデータのバックアップができる「Acronis True Image for Crucial」が、ダウンロードで提供される。

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「Acronis True Image for Crucial」を使えば、システム環境をそのまま新しいSSDに移行できる
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