エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.683

際立つコスパの第2世代Ryzen向けMicroATXマザーボード、ASRock「B450M Pro4」

2018.09.10 更新

文:エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一

  • rss
  • Twitter
  • Facebook
  • google+
  • hatena
  • pocket
普及価格帯のAMD B450チップセットがデビューを果たし、第2世代Ryzenを取り巻く環境も賑やかさを増している。より低コストに最新のRyzenマシンが組めるようになったのはもちろん、これまでほとんど選択肢がなかったMicroATXフォームファクタのマザーボードが多数ラインナップに加わることになった。今回はその中から、ASRock Incorporation(本社:台湾)によるバランスのとれた実力派モデル「B450M Pro4」を取り上げたい。
A_B450M_Pro4_1024x768
ASRock「B450M Pro4」 市場想定売価税抜10,180円(2018年7月31日発売)
製品情報(ASRock

B450搭載のスタンダードなMicroATXマザーボード

今回主役となる「B450M Pro4」は、ASRockのスタンダードモデル「Pro」シリーズから登場した、AMD B450搭載のMicroATXマザーボードだ。まだチップセットが未発表だったタイミングでの「COMPUTEX TAIPEI 2018」にも試作機が持ち込まれ、話題になったのは記憶に新しい。ボリュームゾーンで存在感を放つ人気シリーズのMicroATXモデルとあって、小型マシンの愛好家には注目のマザーボードといえる。

2018_comp0607_0_asrockMB_08
まだチップセットが未発表ながら、ほぼラインナップが集結していた「COMPUTEX TAIPEI 2018」における展示ブース。B450のデビューとともに、「B450M Pro4」のようなMicroATXマザーの選択肢も増えている

チップセットの性格上、B450搭載マザーボードにはコスト重視に振り切ったモデルも多い中で、「B450M Pro4」はASRockならではの優れた信頼性がトピックだ。クラス最高レベルの9フェーズデジタル電源を搭載し、連続した高負荷動作でも高い安定性を発揮する。

さらに飽和電流を最大3倍まで向上させた耐熱仕様の「プレミアム42Aパワーチョーク」、2オンス銅箔層を備えた「サファイアブラックPCB」、湿度によるショートを防ぐ「高密度ガラス繊維PCB」など、「Super Alloy」に準拠した高品質コンポーネントの数々を採用。コストパフォーマンスモデルながら、抜かりのない充実した設計は魅力的だ。

b450m pro4_01_1024x768 b450m pro4_02_1024x768
従来の「Pro」シリーズを踏襲する、シンプルなパッケージ。背面には基本スペックのほか、デュアルM.2やデュアルUSB3.1 Gen2ポートなど、主要な機能や装備が紹介されている

また、最大32Gbpsの「Ultra M.2」に加えてSATA接続のM.2スロットも備えるなど、拡張性の高さも要チェック。メモリスロットは、MicroATXモデルながらしっかり4スロットを搭載している。

インターフェイスも十分なポート構成を備えており、特にUSB3.1 Gen2ポートはType-AとType-Cをデュアル実装。オーディオ回路もまた、デジアナ分離基板やELNA製オーディオグレードコンデンサで構成されている。RGBイルミネーションなどの派手な装備には縁がないが、必要な機能はしっかり揃っているという印象だ。そのバランスの良さから、MicroATXの枠にとらわれず、B450を搭載するASRock製品の中でも一番の売れ筋になっているという。

b450mpro4spec_600x341
totop