エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.669

ENERMAX「LIQFUSION」に見る、ここまで来たオールインワン型水冷ユニット

2018.07.11 更新

文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹

  • rss
  • Twitter
  • Facebook
  • google+
  • hatena
  • pocket
今回の撮って出しレビューは、ENERMAX(本社:台湾)「LIQFUSION」(型番:ELC-LF240-RGB)を取りあげる。意外にもオールインワン型水冷ユニットは昨年9月以来、久し振りの検証になるわけだが、最近のPCパーツのトレンドでもあるアドレサブルRGB LEDをはじめ、外部ポンプユニットや「フローインジケータデザイン」など、ユニークな機能を盛り込んだ期待の最新作。早速その実力を検証していこう。
Liqfusion_001_1024x768
ENERMAX「LIQFUSION」(型番:ELC-LF240-RGB)
市場想定売価税込19,230円(2017年6月29日発売)
製品情報(ENERMAX

“魅せる”要素を強く意識したオールインワン水冷ユニット

ウォーターブロック、ラジエター、冷却ファンというシンプルな構成で、その形状にもある程度制限があることから、ながらく画一的なスタイルが続いたオールインワン水冷ユニット。しかしLEDライティングや強化ガラスといったドレスアップを重視したPCパーツの普及により、見た目で差別化を図る製品が続々と登場している。今回取り上げるENERMAX「LIQFUSION」も、そんな“魅せる”要素を強く意識したオールインワン水冷ユニットだ。

2018Comp_0609_02_1024x768_01
「COMPUTEX TAIPEI 2018」で披露された「LIQFUSION」。ENERMAXブランドとしては初のアドレサブルRGB LEDに対応するオールインワン水冷ユニットだ

最大の特徴は、ウォーターブロックに流量計を備えた「フローインジケータデザイン」の採用にある。動作時に緩やかに回転する流量計はドレスアップ要素を含みながら、流量やクーラント液の残量が確認できる、実用性にも優れた装備だ。

またウォーターブロックのトップとラジエターに搭載する2基のファンにアドレサブルRGB LEDを標準装備し、付属のコントローラやマザーボードのユーティリティにより、PCケース内部を美しくドレスアップすることができる。その他、ポンプユニットをウォーターチューブに搭載するなど、工夫を凝らした新作モデルは多数の見どころを用意している。

ELC-LF240-RGB_57_1024x768
ウォーターブロックに流量計を備えた「フローインジケータデザイン」を採用。周囲にはアドレサブルRGB LEDが搭載され、起動時には美しくライトアップされる

スペック表から「LIQFUSION」の概要を知る

ELC-LF240-RGB_06_1024x768

実際の検証に入る前に、スペック表を見ながら製品の概要を把握しておこう。「LIQFUSION」は240mmサイズのラジエターと流量計を備えたウォーターブロック、そしてウォーターチューブに実装されたポンプユニットで構成される。それぞれは長さ400mmのウォーターチューブで接続され、もちろんクーラント液は充填済み。ライトユーザーでも簡単に扱える、オールインワン型水冷ユニットだ。

ELC-LF240-RGB_02_1024x768 ELC-LF240-RGB_03_1024x768
白と赤を基調にしたシンプルなデザインのパッケージ。裏面にはスペックの概要が記載され、購入前に詳細を知る事ができる

対応プラットフォームは、Intel LGA2066/2011-v3/2011/1366/1156/1155/1151/775、AMD Socket AM4/AM3+/AM3/AM2+AM2/FM2+/FM2/FM1で、Ryzen ThreadripperのSocket TR4を除けば現行ほぼすべてのシステムに搭載可能。また対応TDPは300Wとされており、かなりアグレッシブなオーバークロックをした場合でも冷却性能が不足することはないはずだ。

ELC-LF240-RGB_04_1024x768
上開きのパッケージ内部には、各々の構成パーツが丁寧に梱包され紙成型の緩衝材に詰め込まれていた
Liqfusion_001_spec_600x582a
totop