エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.652

プロセス微細化によりクロック向上。“Zen+”採用の第2世代Ryzenシリーズ検証

2018.04.19 更新

文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹

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ベンチマークテスト:CINEBENCH R15

まずは定番のレンダリングベンチマークテスト「CINEBENCH R15」で、純粋なCPUの処理性能を確認していこう。

Ryzen_2_001_Cine_620x415

シングルコアテストは、動作クロックが最も高いCore i7-8700Kが唯一200cbを超えるスコアを計測。また第2世代RyzenもRyzen 7 1800Xと比較するといずれも約10%スコアがアップしており、最大クロックの上昇や内部設計の最適化による効果は確実にあるようだ。

続いてマルチコアテストの結果を確認すると、こちらは8コア/16スレッドに対応するRyzen 7 2700Xが1,800ポイントを超えトップ。同じ8コア/16スレッドのRyzen 7 1800Xと比較しても約10%高く、コンシューマ向けモデルでは間違いなく最高峰。またRyzen 5 2600Xもシングルコアでは約15%引き離されていたCore i7-8700Kとの差を約2%まで縮めており、マルチスレッド中心の処理であればコストパフォーマンスは優秀だ。

ベンチマークテスト:PCMark 10

次にPCシステムの総合的な性能を計測できるPCMark 10のスコアを確認していこう。

Ryzen_2_002_PCMark_620x570

PCの基本性能を測定する「Essentials」や、ビジネスアプリケーションの性能を測定する「Productivity」など、比較的軽い処理ではクロックの高いCore i7-8700Kが全般的に優勢。総合スコアもRyzen 7 2700Xを約5%上回った。一方、処理の重いコンテンツ制作の性能を測定する「Digital Content」ではスコアが逆転し、Ryzen 7 2700Xがトップを獲得した。またRyzen 5 2600XとRyzen 7 1800Xを比較すると「Digital Content」はほぼ同等。それ以外のスコアはいずれもRyzen 5 2600Xが約8%上回り、第2世代Ryzenのクロックアップの効果が明確にスコアに表れている。

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