エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.640

今や貴重なMLC NAND採用エントリーSSD。ESSENCORE「KLEVV URBANE U610 SSD」

2018.03.03 更新

文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹/Tawashi

  • rss
  • Twitter
  • Facebook
  • google+
  • hatena
  • pocket
SSD
一部のハイエンドモデルを除き、TLC NANDフラッシュへの移行が進むSSD。近頃ではメーカー各社ファームウェアの最適化などで耐久性を高めているが、依然として書換サイクルに優れるMLC NANDモデルを求めるユーザーは多い。そんな向きにオススメなのがESSENCORE(本社:香港)のSATA3.0(6Gbps)SSD「KLEVV URBANE U610 SSD」だ。東芝製MLC NANDを採用し、5年間の長期保証を提供するエントリーSATA3.0(6Gbps)SSD。その気になる実力を早速検証していこう。またセッション後半では、昨年より国内市場に本格参入を果たしたESSENCOREの正体を知るべく、担当者へのインタビューを行った。
D240GAA-U610_700x525a
ESSENCORE「KLEVV URBANE U610 SSD」(型番:D240GAA-U610) 
実勢売価税込9,000円前後(発売中)
製品情報(ESSENCORE/株式会社アイティーシー

品質に定評のある東芝製15nm MLC NANDを採用するエントリーSSD

今回の主役である「KLEVV URBANE U610 SSD」は、韓国SKグループの子会社として2014年に設立された、香港ESSENCOREが展開するエントリー向け2.5インチSATA3.0(6Gbps)SSD。このクラスの製品のほとんどが、より安価なTLC NAND(もしくは3D TLC NAND)に移行しているなか、品質に定評のある東芝製15nm Toggle MLC NANDフラッシュを採用。その優れた書換サイクルを生かし、エントリーモデルながら5年間の長期保証が謳われているのが特徴だ。

D960GAA-UR_500x375 urbane_001_SSD-N600_600x450
ESSENCORE製SSDは、他にも東芝製MLC NANDを採用する960GBモデル「KLEVV URBAN SSD」(画像左)と、SK Hynix製TLC NANDを採用する「KLEVV NEO N600」シリーズ(画像右)が販売中

公式ホームページを確認すると、容量は240GBと480GBの2モデルがラインナップされているが、現在国内発売されているのは240GBモデル「D240GAA-U610」のみ。コントローラは最高8chアクセスに対応するPhison「PS3110-S10」で、公称転送速度として公開されているのはシーケンシャル読込560MB/secと書込390MB/secのみ。未公開のランダムアクセス性能については、後半のテストセッションでその実力を明らかにしていきたい。

urbane_003_SSD-N600_796x691
「KLEVV SSD Toolbox」を使えば、S.M.A.R.T.情報などからおおよその寿命も確認できる

外形寸法はW69.85×D100×H7.1mm、重量50g。なお製品にはデータのバックアップやストレージのクローンを作成できる「Acronis True Image HD 2015」と、SSDの「Secure Erase」や最適化、S.M.A.R.T情報などが確認できる「KLEVV SSD Toolbox」がダウンロード提供される。

urbane_002_Diskinfo_674x532
「CrystalDiskInfo 7.5.1」の結果。S.M.A.R.T.、APM、NCQ、TRIM機能に対応していることが確認できる
urbane_001_Spec_600x344
totop