エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.634

64層3D NANDで生まれ変わった、Intelの最新NVMe SSD「SSD 760p」検証

2018.02.07 更新

文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹

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Intel Corporation(本社:アメリカ カリフォルニア州)から久しぶりとなるコンシューマ向けNVMe M.2 SSDの新モデル「SSD 760p」シリーズがデビュー。最新3D NANDの採用により、従来から性能が2倍に引き上げられたというその実力はホンモノか?今回は256GBモデル「SSDPEKKW256G8XT」を編集部で購入し、早速検証していくことにしよう。
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Intel「SSD 760p」シリーズ256GBモデル「SSDPEKKW256G8XT」
販売価格税込15,000円前後(2018年2月現在)
製品情報(Intel

最新64層3D TLC NANDフラッシュを採用する「SSD 760p」シリーズ

以前詳細検証をお届けした「SSD 600p」シリーズ以来、約1年半ぶりの新作となるIntelのコンシューマ向けNVMe M.2 SSD「SSD 760p」シリーズが遂にデビューした。Silicon Motion製コントローラと3D TLC NANDという基本構成はそのままに、NANDフラッシュを最新世代の64層モデルに変更。これにより、NVMe SSDでは最廉価帯の価格ながら転送速度は約2倍に向上。特にシーケンシャル読込は、ハイエンドモデルと比較してもまったく遜色ないレベルまで引き上げられている。

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キャッシュ用SSD「Optane Memory」(画像左)や、HHHLタイプの「Optane SSD 900P」(画像右)など、昨年は「3D Xpoint」モデルに注力していたIntel。2018年第1弾ストレージは、満を持してコンシューマ向けM.2 NVMe SSD「SSD 760p」シリーズ投入した

インターフェイスはこれまで同様PCI-Express3.0(x4)、フォームファクタはM.2 2280で、プロトコルはマルチスレッド処理性能や、書込耐性を高めた最新規格NVM Express1.3に準拠。容量ラインナップは128GB、256GB、512GBの3モデルで、2018年第1四半期中には1TBと2TBの大容量モデルが追加される予定だ。

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容量ラインナップは128GB、256GB、512GBの3モデル展開。なお128GBモデルは、他の製品に比べると性能差が大きいため256GB以上のモデルがオススメだ

公称転送速度は容量により異なるが、今回検証する256GBモデル「SSDPEKKW256G8XT」では、シーケンシャル読込3,210MB/sec、書込1,315MB/sec、ランダム読込205,000 IOPS、書込265,000 IOPSに設定。また消費電力はアクティブ時50mW、アイドル時25mWとされ、「SSD 600p」(それぞれ100mW、40mW)と比較するとアクティブ時は5割、アイドル時も約6割に低減。ワットパフォーマンスは約4倍へと、飛躍的な向上を遂げている。

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実測でW92×D115×18mmのコンパクトなパッケージ。表面のデザインは先代のブルーからレッドを基調にしたものへと変更されている

その他、動作温度は0~70℃、耐振動性は動作時が2.17GRMS、非動作時が3.13GRMS。書込耐性は144TBW、MTBFは160万時間で、製品には5年保証が提供される。

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「CrystalDiskInfo 7.5.0」の結果。プロトコルはNVM Express 1.3に準拠する

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