エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.629

予想を裏切る高性能。DRAMキャッシュレスのエントリーSSD、Colorful「SL500 640G」

2018.01.17 更新

文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹

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SSD
今年7月に国内本格参入を果たしたColorful Technology CO., LTD(Colorful/本社:中国)から、新作SATA3.0(6Gbps)SSD「SL500 640G」がデビューした。同クラス最廉価帯の価格設定は魅力的ながら、DRAMキャッシュが非搭載ということで、パフォーマンスへの影響が気になるところ。そこで今回は国内正規代理店の株式会社リンクスインターナショナル(本社:東京都千代田区)協力のもとサンプルを借り受け、最新エントリーモデルの実力をジックリと検証していこう。
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Colorful「SL500 640G」 市場想定売価税込18,980円(2017年12月9日発売)
製品情報(リンクスインターナショナル

コストパフォーマンスに優れる大容量SATA3.0 SSD

株式会社リンクスインターナショナルとのタッグにより、日本市場への本格参入を果たしたColorful。中国市場では15年連続トップシェア、世界でも第4位の販売実績をもつ主力のグラフィックスカードをはじめ、マザーボードや電源ユニット、PCケースなど幅広い製品を展開。さらに今年に入り、新たにストレージ分野にも進出するなど、とても勢いに乗っているメーカーだ。

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今年8月のメディア向け発表会では、国内第1弾製品として投入されたSSDが展示されていた

そんなColorfulブランドから新たにリリースされたのが、今回の主役である「SL500 640G」だ。エントリークラスに位置づけられる2.5インチSATA3.0(6Gbps)SSDで、高価なDRAMキャッシュが不要になるSilicon Motion製コントローラ「SM2258XT」を採用するのが最大の特徴。これにより480GB/512GBの最廉価モデルとほぼ同等の価格設定ながら、640GBの大容量を実現。非常にコストパフォーマンスの高い製品に仕上げられている。

NANDフラッシュは、品質や信頼性に定評のあるIntel製3D TLC NANDを採用。転送速度はシーケンシャル読込530MB/sec、書込450MB/sec、ランダム読込75,000 IOPS、書込75,000 IOPS。対応機能はS.M.A.R.T.、TRIM、DEVSLEEP、NCQ、MTBFは150万時間で、製品保証は3年間。いずれもエントリーからミドルレンジクラスのSSDとしては一般的なスペックで、公称値を見る限りDRAMキャッシュレスによる影響はほとんどないようだ。

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120×145×25mmのコンパクトなパッケージを採用する「SL500 640G」。付属品はマニュアルのみのシンプルな構成

なおバリエーションモデルとして、Intel製3D TLC NANDを採用する320GBモデル「SL500 320G」と、Intel製3D MLC NANDを採用する480GBモデル「SL500 480G(MLC)」もラインナップ。特に後者は近頃では珍しいMLC NANDモデル。コストを抑えつつ耐久性にもこだわりたいユーザーにオススメだ。

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「CrystalDiskInfo 7.5.0」の結果。S.M.A.R.T.やNCQ、TRIMなど、主要機能はもれなく網羅されている
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