エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.623

これで全てが分かる。NZXT「H700i」徹底解説

2017.12.21 更新

文:エルミタージュ秋葉原編集部 松枝 清顕

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今回取り上げるのは、NZXT(本社:アメリカ カリフォルニア州)から11月にリリースされたミドルタワー「H700i」だ。前面フラットデザインに、左側面は強化ガラス仕様のイマドキPCケースだが、どうやら従来製品とはひと味違う仕掛けが用意されているという。さてその"ひと味”とは。

NZXTが仕掛けたPCケースの新しいカタチ

メディア向け製品発表会を開催するほどの力の入った新作PCケースをNZXTがリリース。「H」シリーズは合計3タイプから構成される、期待のニューカマーだ。ラインナップはE-ATX、MicroATX、Mini-ITXにそれぞれ対応し、順に「H700i」「H400i」「H200i」と名付けられている。

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11月9日、メディア向けに開催された「NZXT 2017年秋新製品発表会」では、「H」シリーズ3モデルがそろい踏み。当日の様子はこちらの記事に詳しい
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「H200i」シリーズ 市場想定売価税抜18,500円
(2017年12月22日発売) 製品情報(NZXT
「H400i」シリーズ 市場想定売価税抜21,111円
(2017年12月22日発売) 製品情報(NZXT

今回編集部に届けられたのは、E-ATX対応のミドルタワー「H700i」で、国内展開される2色から「H700i Matte White」(型番:CA-H700W-WB)がチョイスされた。なお市場想定売価は税抜27,500円前後に設定されており、普及価格帯よりも上に位置付けられた、ハイグレードモデルと言えるだろう。

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NZXT「H700i Matte White」(型番:CA-H700W-WB)
市場想定売価税抜27,500円前後(2017年11月15日発売)製品情報(NZXT

外観は普通のPCケースだが、ライバルひしめくカテゴリーとあって、近頃各メーカーでは差別化を図るべく独自のアピールポイントを用意してくる。NZXTも例外ではなく、冷却ファンを最適な状態で動作させるべく機械学習を行う「スマートデバイス」を標準で装備する。決して組み上げて完結ではなく、稼働時の使い勝手までフォローする製品コンセプトが最大の特徴。もちろんPCケースとしての設計にも抜かりはない。

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執筆時点、国内で入手できるもう1つのカラーはMatte Black(CA-H700W-BB)。完全に好みの問題だが、内外装共に統一された配色も手伝って、Matte Whiteよりも幾分引き締まった印象を受ける。他にMatte Black+BlueとMatte Black+Redの用意もあるが、担当者曰く「国内販売は市場の反応を見てから」

スペック表に見るNZXT「H700i」

実機による検証を行う前に、スペック表から「H700i」の概要を掴んでおこう。対応フォームファクタはExtended ATX/ATX/MicroATX/Mini-ITXで、外形寸法は幅230mm、奥行き494mm、高さ516mm(足を外した状態で494mm)。E-ATX対応といっても奥行きは272mmまでに制限され、規格値の330mm(13インチ)よりも狭い事を覚えておこう。

主素材はSECCで、左サイドパネルに強化ガラス、外装パネル等には副素材としてプラスチックが使われている。普及価格帯のミドルタワーPCケースとは一線を画すプロダクトだけに、本体は12.27kgにも達し、エントリークラスなら2台分の重量といったところ。店頭持ち帰りを目論むなら、キャリーカートは必須だ。

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「H700i」の外装パッケージ。上位機種とあって化粧箱がチョイスされた。なおパッケージ寸法は幅335mm、奥行き586mm、高さ600mmで、梱包材や付属品を含めた総重量は14.78kgにおよぶ

その他内部設計などについては、検証を進めながら詳しく解説していこう。最終セッションでは実際に組み込みを行うので、完成形もイメージし易いはずだ。

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