エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.612

これで全てが分かる。Antec「P110 Silent」徹底解説

2017.11.11 更新

文:エルミタージュ秋葉原編集部 松枝 清顕

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電源ユニットを搭載してみる

ボトム部後方に、電源ユニットを搭載してみよう。有効スペースは最大200mmまで。同一フロアには3.5インチHDD専用シャドウベイユニットがあり、両者で場所を分け合う事になる。

なお搭載テストに用意したのは、Antec「NeoECO Classic Series NE650C」(650W/80PLUS BRONZE)。120mm口径ファンを実装し、奥行きは140mmに抑えられている。ただしケーブルは直結式だけに、接続されているケーブルは、使用・未使用に関わらず、PCケース内部に収めなければならない。

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ボトムカバーがあるため、電源ユニットの挿入は右サイドパネル側から行う事になる。なおシャーシへの固定方法は昔から変わらず背面からのインチネジ留め式

数字からも明らかだが、「NE650C」の搭載になんら問題はなかった。強いて言うなら、HDDケージまでの距離は実測で約115mm程度。余った直結式ケーブルの行き場としては十分だが、これ以上奥行きが長い電源ユニットの場合、ケーブルマネジメント機構をフル活用し、ストレスのない配線を行う必要があるだろう。

ストレージを搭載してみる

「P110 Silent」では、合計3箇所にストレージ搭載スペースを設けている。ここではその全てに実装テストを試みた。これまで従来製品が多く採用していたフロントパネル裏手にシャドウベイの用意はないものの、ボトムカバー上面および内部、さらに裏配線スペースを有効利用。設計の最適化により、多くのストレージが収納できるようになっている。

まず1箇所目は、ボトムカバー上面の2.5/3.5インチシャドウベイ。1本のハンドスクリューで固定されたシャドウベイユニットを取り外し、2.5インチSSDおよび3.5インチHDDを搭載してみよう。

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ユニット上部は3.5インチHDDだけでなく、2.5インチSSDも搭載可能。いずれも底面からのネジ留め式だけに、内部固定のドライブを搭載する前にマウントする必要がある

次に、ボトムカバー内部で、右サイドパネル側からのアクセスになる、ドライブレール仕様の2.5/3.5インチ共用シャドウベイだ。電源ユニットと同一フロアを分け合い、2段の専用ドライブレールを装備する。

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p110_34_1024x768 メタル製専用ドライブレール底面には、2.5インチと3.5インチ各々のネジ穴を装備。ここにゴムワッシャーを装着し、頭部が平らなミリネジでSSD、インチネジでHDDをそれぞれ固定する

最後はマザーボードトレイ背面にある、2.5インチSSD専用搭載スペースだ。マウンタタイプのベーストレイはハンドスクリューで固定されており、2.5インチSSDを搭載する場合、一旦取り外す必要がある。なおSSDは縦置きでマウント。コネクタは下向きがいいだろう。

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p110_58_1024x768 2.5インチSSDは、ベーストレイ背面のネジ穴を利用し、ワッシャー付ミリネジで4箇所を固定。トレイ上部中央はシャーシ固定用の脱落しないハンドスクリューだ
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