エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.594

額面通りの超静音。X299ベースのハイエンドBTO、サイコム「Silent-Master Pro X299」

2017.08.31 更新

文:エルミタージュ秋葉原編集部 Tawashi

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「静音」。それは自作PCにおける永遠のテーマだ。製造プロセスの微細化や、駆動系パーツの改良。ストレージの主役は動作音がしないSSDに置き換わり、パーツ選定を間違わなければ、容易に静音PCが構築できるようになった。株式会社サイコム(本社:埼玉県八潮市)もまた、「静音」を追求し続けるBTOカスタマーとして「Silent-Master Pro」シリーズを展開。これまでの実績と独自の手法により、プロフェッショナルならではの静音PCを製造し続けている。そこで今回はリリースまもないIntel LGA2066をベースとした最新作「Silent-Master Pro X299」を借り受け、「エアフローと静音の融合を極めた“超静音PC”」の実力をじっくり検証してみたい。
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サイコム「Silent-Master Pro X299」基本構成売価税込191,410円
製品情報(株式会社サイコム

Intelハイエンド、LGA2066をベースとした超静音PCの誕生

国内有数のBTOカスタマー、サイコム。自作PC市場で人気の最新パーツをいち早く取り入れ、スタンダードモデルからこだわりのコンセプトモデル、クリエイター向けなど、多くのラインナップを取り揃えている。いずれもカスタマイズに対応し、自作PCさながらにパーツの選定を楽しむ事もできる。

その中から、今回紹介するのは”超静音”をコンセプトとした「Silent-Master Pro」シリーズの最新作、「Silent-Master Pro X299」だ。LGA2011v3から約2年半ぶりに更新されたIntelのハイエンドプラットフォームLGA2066をベースに、空冷による冷却と静音性を両立。究極の静音性能を追求すべく、独自検証を繰り返して誕生した自信作だ。

「Silent-Master Pro」シリーズを特徴付けているのは、自作PCマニアから圧倒的な支持を得る空冷最強ブランドNoctuaの存在だろう。サイコムは、Noctuaから選ばれたBTOメーカーとして、直接製品を購入。CPUクーラーや冷却ファンを搭載するモデルを積極的にラインナップされている。そして今回の主役「Silent-Master Pro X299」でも、CPUクーラーにナローヒートシンクデザインのサイドフローモデル「NH-U12S」を装備する他、冷却ファンもすべてNoctuaで統一されている。

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冷却機器にNoctuaブランドを積極的に採用した「Silent-Master Pro X299」

静音性の追求はNoctuaの採用だけに留まらない。グラフィックスカードには、NVIDIA GeForce GTX 1050 Tiを搭載するASUS「STRIX-GTX1050TI-O4G-GAMING」、電源ユニットには80PLUS GOLD認証を取得したCORSAIR「RM650x」をチョイス。いずれも一定の負荷以下では冷却ファンが停止する”セミファンレス仕様”だ。これらの厳選した構成パーツは、静音指向の密閉型PCケースとして支持されているAntec「P100」に組み込まれている。

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詳細なカスタマイズにも対応する「Silent-Master Pro X299」だが、編集部に届けられた評価機には、グラフィックスカードにGeForce GTX 1060搭載のASUS「STRIX-GTX1060-DC2O6G」、メモリにCrucial「Ballistix Sport LT DDR4」シリーズ32GB(8GB×4枚)、ストレージにIntel製NVMe SSD「600p」シリーズの512GBモデル「SSDPEKKW512G7X1」がそれぞれ実装されていた。

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