エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.591

これで全てが分かる。Antec「P8」徹底解説

2017.08.15 更新

文:エルミタージュ秋葉原編集部 松枝 清顕

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Antec「P8」内部構造チェック

外観に続き、「P8」の内部構造をくまなく見ていく。強化ガラス製サイドパネルを外し、左側面から内部を眺めてみると、電源ユニット搭載エリア全体がカバーされた2層構造を採用。上段のマザーボードが搭載されるメインエリアには、シャドウベイユニットらしきものは見当たらず、実にスッキリとした印象だ。なお上段開口部は幅約377mm、高さは約332mmで、組み込み作業はしやすい部類と言えるだろう。

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冷却ファンレイアウト

内部構造チェックの手始めに、冷却ファンレイアウトを確認しよう。「P8」で標準搭載される冷却ファンは、いずれも120mm口径。フロント2基とリア1基だが、おのおのにはホワイトLEDを内蔵。強化ガラス製サイドパネルを採用するPCケースとあって、別途発光アイテムを用意する必要なく、イルミネーションギミックを楽しむ事ができる。

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標準搭載される120mm口径ファンは、全てホワイトLED内蔵。単品購入すればそこそこの出費は覚悟しなければならないだけに、コストパフォーマンスの面でも優れたPCケースという見方もできるだろう

2基の120mm口径ファンが搭載されたフロント部

通気孔を備えたフロントパネルの内部には、最大で120mm口径ファンが3基、または140mm口径ファンが2基搭載できる。そして出荷時、ここには120mm口径ファン2基を標準で装備。フレッシュな外気を筐体内部に常時送り込む、重要な役割を果たしている。なおラジエター120/240/360mmサイズが搭載できるように設計されている。

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防塵フィルタの内部には標準で2基の120mm口径ファンが搭載済み。ネジ穴は上下方向に微調整できるスリットタイプで、140mm口径ファン搭載用のスリットも確認ができる
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中心部にAntecのロゴが付いた標準搭載ファン。なお詳細スペックは開示されていないが、静音性は高く、滑らかに回転する印象

トップファン増設スペース

オプション扱いながら、マグネット固定式防塵フィルタを取り外すと、120mm口径ファンが最大で3基搭載できる通気孔が用意されている。見るからに通気性が良好なトップパネルだけに、冷却ファン非搭載での運用も十分想定の範囲内であろう。ハイエンド志向のPCパーツ構成なら、迷わず排気ファンの増設をオススメする。システムに見合ったエアフローを構築して頂きたい。なお搭載可能ラジエターは120/240/280mmで、拡張性は申し分ない。

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トップパネルほぼ全面がハニカム状の通気孔仕様。冷却ファンのネジ固定穴はスリットタイプで、前後方向に微調整ができる

120mm口径ファン標準のリア部

リア部標準の120mm口径ファンは、排気方向にマウント。CPUソケット周辺の熱源に近く、内部の温度上昇を抑える役割を担っている。さらに最もベーシックなオールインワン型水冷ユニットとなる、120mmサイズラジエターも、このスペースにマウントする事になる。

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テーパーネジ4本で固定された、120mm口径ファンはリア排気方向にマウント。フロント同様、ホワイトLEDが搭載されている
p8_23_1024x768 標準装備のホワイトLED内蔵120mm口径ファン(3pin)をじっくり眺めてみよう。25mm厚リブ無しフレームで、ホワイトインペラは計9枚。ちなみにLEDはフレームの外側に計4個が搭載されていた
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