エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.591

これで全てが分かる。Antec「P8」徹底解説

2017.08.15 更新

文:エルミタージュ秋葉原編集部 松枝 清顕

  • rss
  • Twitter
  • Facebook
  • google+
  • hatena
  • pocket

シンプルなトップパネルデザイン

次にトップパネルをチェックする。密閉できるトップファンカバーを装備する「P9」とは異なり、ほぼ全面にわたり通気孔仕様。マグネット固定式の大判防塵フィルタを備え、必要に応じて冷却ファンが増設できる。また大型ラジエターの搭載スペースとしても利用可能だ。

p8_13_1024x768
マグネット固定式の大判防塵フィルタを備えたトップパネル。フィルタサイズは実測で幅約157mm、長さ約380mmといったところ
p8_14_1024x768
防塵フィルタを外すと、シャーシ面にはハニカム状の通気孔と、スリットタイプの冷却ファン固定用ネジ穴が確認できる。冷却ファンが無い状態でも、いかにも風通しは良さそうだ

「Performance One」シリーズも強化ガラスを採用

左サイドパネルには、シリーズ初となる強化ガラスが採用されている。従来のアクリル窓とは異なり、開口部が広く、PCケース内部全体を見渡す事ができる。さらに「P8」採用のクリアガラスは透明度が高く、魅せるPCの構築には都合がいい。
 一方の右サイドパネルはスチール製で、通気孔の類いもないシンプルな構造だ。なおシャーシ側への固定は、2本のハンドスクリューを使用する。

p8_07_1024x768
4mm厚の強化ガラス製サイドパネル。いわゆる狭額縁仕様で、広く内部を見渡すことができる。なおシャーシへの固定は、予め設けられたゴムブッシュに強化ガラスの穴を合わせ、ハンドスクリューでネジ留めを行う方法が採用されている
p8_06_1024x768
スチール製右サイドパネル。マザーボードトレイ背面に面するとあって、特別な仕掛けは用意されていない

リアパネルデザイン

ボディ背面に回り、リアパネルデザインを確認する。マット塗装が施された背面は、上段右手に120mm口径ファン用の通気孔、その左手縦列にマザーボードのバックパネル用開口部がある。その下には通気孔仕様の拡張スロット金具が積み重なっている。そして大きくカットされた最下段は、オプションの電源ユニット搭載スペースだ。このように設計自体はオーソドックスで、モデル特有の仕掛けは見当たらない。

p8_05_1024x768
Antec「Performance One」シリーズのエントリーモデルとあって、リアパネルから見た内部設計は極めてシンプル

ボトムパネルデザイン

構成パーツを組み込む前の身軽なうちに、ボトムパネルデザインも見ておこう。まず目に付くのは、背面寄りに装備される通気孔。こちらは電源ユニットのマウントスペース、その床面にあたり、吸気ファン用に設けられた着脱式防塵フィルタも準備万端だ。そして前寄りには4本のハンドスクリューが確認できる。ネジ留めされた部分はスリットタイプで、ボトム面に固定された2.5/3.5インチ共用トレイ式シャドウベイユニットが、前後にスライドできるようになっている。これについては、内部構造セッションで明らかにしていこう。

p8_09_1024x768
ボトムパネルの四隅には滑り止め用ラバー(実測約42×17mm)を装備。台座により、シャーシ側ボトムパネルは設置面から約20mm高く、この隙間から外気が取り込めるようになっている
p8_10_1024x768 p8_11_1024x768
電源ユニット吸気ファン用に装備される着脱式防塵フィルタは実測約163×125mm。なおフロント側のハンドスクリューは、2.5/3.5インチ共用トレイ式シャドウベイユニットを固定。前後にスライドできるようになっている
totop