エルミタ的「編集部で使ってみた」

見た目通りの冷却性能を発揮できるのか?Awesomeの大型M.2ヒートシンク「AWD-MCS01B」検証

2017.06.10 更新

文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹

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 高速な転送速度のトレードオフとして、発熱という厄介な問題を抱えるNVMe M.2 SSD。最近では、この問題を解決するため、メーカー各社から工夫を凝らした様々な冷却アイテムが登場している。今回はその中から直付けタイプとしては最大級のM.2 SSDヒートシンク、台湾Awesome Electronicブランドの「AWD-MCS01」をチョイス。いかにも冷えそうな風貌の大型ヒートシンク、その実力を早速検証していこう。
Awesome「AWD-MCS01B」 実勢価格税込1,980円前後
メーカーリンク(Awesome Electronic)※製品情報なし

直付けタイプでは最高峰の大型ヒートシンクAwesome「AWD-MCS01」

発熱の大きいNVMe M.2 SSDを効率的に冷却するため、PCI-Express変換カード一体型のヒートシンクや、マザーボードに熱を移動するサーマルパッド型、ブラケットに取り付ける冷却ファンなど、メーカー各社から、趣向を凝らした様々な冷却アイテムが登場している。

その中でも最も手軽かつポピュラーなのが、以前検証した長尾製作所「M.2 SSD用ヒートシンク」をはじめとする、SSDに直接取り付けるヒートシンク。PCI-Express変換カード一体型や、ファンタイプに比べると冷却性能はやや劣るものの、シンプルな構造から比較的安価に導入可能。また拡張スロットを専有せず、マザーボードのM.2スロットをそのまま活かせるのも大きなメリットだ。

M.2 SSDに直接搭載するAwesome「AWD-MCS01」。実装時の全高はブラケット部を含めると約13mmになる

今回の主役であるAwesome「AWD-MCS01」もそんなM.2 SSD直付けタイプのヒートシンク。周辺コンポーネントや拡張カードとの干渉を抑えるためスリムデザインの製品が多い中、「AWD-MCS01」では全高約10mmの大型ヒートシンクを採用。さらに表面積を拡大するためヒートシンクの形状も工夫されており、その冷却性能には期待がかかる。

以前検証したTeam「CARDEA」シリーズのヒートシンクにそっくりだが、フィン形状やブラケットカラーが異なっている

またSSDの固定方法にブラケット方式を採用するのも特徴。一般的な粘着テープによる固定と違い、製品ラベルなどが剥がれる心配がなく、SSDを買い替えた場合でも簡単に使いまわすことができる。なお本体カラーはブラックとレッドの2色がラインナップされ、製品にはコントローラやNANDフラッシュの熱を効率的に移動するサーマルパッドが付属する。

製品にはヒートシンク、固定用ブラケットの他、サーマルパッドが付属。なおサーマルパッドはやや短いためコントローラを中心に貼り付けるといいだろう
シンプルなブリスターパッケージを採用。裏面には簡単な装着方法が図解されている
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