エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.573

“魅せる”オールインワン型水冷ユニット、Antec「Mercury 240」検証

2017.06.07 更新

文:エルミタージュ秋葉原編集部 松枝 清顕 / 池西 樹

  • rss
  • Twitter
  • Facebook
  • google+
  • hatena
  • pocket

Antec「Mercury 240」外観スタイルチェック

ここからは国内正規代理店である、株式会社リンクスインターナショナル(本社:東京都千代田区)より借り受けた評価サンプルを使い、Antec「Mercury 240」の検証を開始しよう。

上開きの外装パッケージ内部には、各々の構成パーツがビニール袋で丁寧に梱包。それぞれは紙成型緩衝材に合わせ、詰め込まれていた

ポンプ一体型ウォーターブロック

オールインワン型水冷ユニットは、大きく2つのパーツで構成されている。それぞれは予めウォーターチューブで接続されているワケだが、まずはそのひとつである「ポンプ一体型ウォーターブロック」を見ていこう。
 実測約60mmと、比較的高さのあるウォーターブロック。外装にはシリコン製のプロテクターが装着され、ホワイトカラーを選択することで、PCケース外からの見栄えも考慮。トップカバーにはAntecのロゴをあしらい、冷却水の温度により3色に変化するイルミネーションギミックを装備する。なおスペックは、ポンプ揚程が2.3±0.5m、流量3,500ml/minで、騒音値は26dBA以下とされる。

ポンプ一体型ウォーターブロックは、直径が実測約74mm、高さは約60mm。なおポンプ部は耐久性・耐摩耗性に優れたグラファイトベアリングと、シャフト部にセラミックを使用。50,000時間のロングライフが特徴だ
CPUに接触する受熱ベースプレートは銅製。サイズは実測で幅約50mm、高さは約63mmといったところ。忘れがちな保護シートは剥がして使用する
外装を覆うシリコン製プロテクターが特徴的。くり抜かれた側面部分にはmini USBパワーコネクタを備え、ポンプ部分に電力を供給する

0.28mm極細フィラメント採用の240mmサイズラジエター

コルゲートフィンタイプのコアを採用する、240mmサイズラジエター。一般的なラジエター同様、フィンはアルミニウム製。つづら折りに13列並び、間にはクーラント液の通路が設けられている。
 なおラジエターサイズは、実測で長さ約173mm、幅約120mm、厚さは約27mmで、比較的コンパクトな印象だ。

120mm口径ファン2基を搭載する240mmサイズラジエター。0.28mm極細フィラメントを採用し、末端にはAntecのロゴが入る
直接冷却能力に影響は無いものの、市場に流通するオールインワンタイプのラジエターより、やや角張った印象。タンク部分もスリム化されている
totop