エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.565

AMD Ryzen対応の水冷ユニット CORSAIR Hydroシリーズ「H110i」「H60」を試す

2017.05.10 更新

文:エルミタージュ秋葉原編集部 松枝 清顕 / 池西 樹

  • rss
  • Twitter
  • Facebook
  • google+
  • hatena
  • pocket

120mmサイズラジエター採用「H60」

ここからは個別に製品の特徴をご紹介しよう。まずは120mmサイズラジエターを採用する「H60」(型番:CW-9060007-WW)をチェックする。

「H60」は、2013年1月に発売が開始されたロングセラー。オールインワン型水冷ユニットの黎明期から今日までスタイルを変えない、最もオーソドックスなモデルだ。120mm口径ファンのマウントスペースに換装する高い汎用性から、多くのPCケースに搭載できる点が最大の強み。ポンプ一体型ウォーターブロックが小型だけに、CPUクーラー搭載スペースに限りがあるPCケースでも、高い冷却性能を得る事ができる。

CORSAIR Hydroシリーズ「H60」(型番:CW-9060007-WW)
実勢価格税込9,500円前後(2017年3月末現在)
製品情報(CORSAIR)(株式会社リンクスインターナショナル

ラジエターが小型だけに、コンパクトな外装パッケージ。サイズは実測でW230×D230×H185mmといったところ

「H60」外観スタイルチェック

次にパッケージから本体を取り出し、「H60」の外観スタイルをチェックしてみよう。製品はラジエターとポンプ一体型ウォーターブロック、そして120mm口径ファンで構成。それぞれが個別に梱包され、パッケージに収められている。

「H60」の製品構成。この他、パッケージ内にはネジ類などの付属品がジッパー袋に詰め込まれている

「H60」の120mmサイズラジエター

120mmサイズラジエターの素材はアルミニウム製。自動車のボンネット前方に装着されるラジエターと仕組みはほぼ同様、ラジエター・コアには冷却用のフィンを波状に配列。クーラント液がチューブ内部を通り、熱は全体に拡散される。そして冷却ファンの風と自己放熱により、クーラント液の熱を取り去るワケだ。
 ウォーターチューブで接続された、ポンプ一体型ウォーターブロック間で循環させる冷却サイクルにより、CPUは”PCに支障が無い温度”に冷却。安定した動作を続ける事ができる。

自作PC市場、これまで最も多くのユーザーが利用したであろう、120mmサイズラジエター。これぞオールインワン型水冷ユニットの”基本中の基本”。サイズは27×120×156mm
ラジエターは「コルゲートフィン」タイプのコアを採用。アルミニウム製のフィンはつづら折りに13列並び、その間にはクーラント液が通る通路が設けられている
totop