エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.539

これで全てが分かる。CORSAIR「570X RGB」徹底解説

2017.01.26 更新

文:エルミタージュ秋葉原編集部 松枝 清顕

  • rss
  • Twitter
  • Facebook
  • google+
  • hatena
  • pocket

水冷ユニットを搭載してみる

今や多くの自作派が水冷ユニットの導入を検討しているだろう。いや、読者の中には既にベテランもいるはずだ。近頃ではオールインワンタイプに留まらず、いわゆるDIY水冷が急速に普及しており、パーツの入手性も良く、完成例や作業手順の指南サイトも簡単に探せるようになった。「流通と情報」の両者が身近になった今こそ、「570X RGB」をベースに魅せるPCにチャレンジしてほしい。とは言ったものの、本稿に残されたページ数にも限りがあるため、今回の検証ではオールインワン型水冷ユニットの搭載テストに留めた。

まずラジエターの搭載スペースをおさらいしておくと、フロント120/240/280/360mmサイズ、トップ240mmサイズ、リア120mmサイズで、合計3箇所が候補だ。うち、フロント部にはLEDイルミネーションがウリの「SP120 RGBファン」120mm口径×3基が標準装備されている。これを取り払うには気が引けるため、流用を前提にしてた360mmサイズラジエターの選択が賢明だろう。リアの120mm口径は最もオーソドックスなオールインワン水冷ユニットを選択した場合の指定席。残るトップ部については、本来140mm口径ファン2基も搭載できるため、280mmサイズラジエターが選択できると思うだろう。ところがマザーボードのVRM用ヒートシンクに干渉するため(または干渉する確率が高く)、120mm口径ファン×2基の240mmサイズラジエターまでとされている。

280mmサイズ採用CORSAIR「H115i」の26mm厚ラジエター+25mm厚冷却ファンの組み合わせでもVRMヒートシンクに干渉。残念ながら搭載ができなかった

そこで搭載テストには240mmサイズラジエターを用意。PCケース内部から120mm口径ファン→ラジエターの順でトップパネルにネジ留めを行った。当然ながら、なんら問題はなく、リアファン増設スペースとも距離があるため、チューブの向きは取り回しがし易い方向を選ぶ事ができる。

搭載テストには編集部にあった、やや世代が古いCORSAIR「H100i」を使用(冷却ファンは換装)。ラジエター厚27mm+120mm口径ファン厚25mmだが、口径が小さい分VRMヒートシンクは避けている
ラジエターの固定は、強化ガラス、マグネット固定防塵フィルターを取り外して作業を行う。ネジ穴はスリットタイプだが、固定ポジションの微調整はできなかった

ストレージを搭載してみる

右サイドパネル側に集約し、計2箇所に分散させたストレージ搭載スペース。ここに3.5インチHDDと2.5インチSSDをそれぞれ実装してみよう。特徴的なのは搭載箇所だけでなく、いずれもドライバー不要のツールレス仕様であること。両者異なるロック機構を備え、簡単かつ確実に固定ができる。

フロント寄り縦列の3.5インチHDD搭載スペース。ABS樹脂製のトレイは両サイド計4本のピンでHDDを固定。コネクタを下向きにマウントする。検証用HDDではラベルがマザーボードトレイに面するため、せっかくの右側強化ガラスに背を向ける事になってしまった
2.5インチSSDは、ABS樹脂製専用トレイにスライド装着。フレキシブルなラッチが角部をロックし、これを解除すると取り外しができる。なおコネクタは下向きで、ブランド名などのロゴを露出してマウントできる
totop