別冊「エルミタラボ」

Intelの新メインストリーム“Kabylake”はどう変わった?「Core i7-7700K」速攻チェック

2017.01.04 更新

文:GDM編集部 池西 樹

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ノートPC向けから遅れること約4ヶ月。遂にコードネームKabylake-Sこと、デスクトップ版第7世代Coreプロセッサが正式発表された。LGA1151プラットフォームとの互換性を維持しつつ、製造プロセスの改良や、メディアエンジンの刷新によりパフォーマンスを向上させた新メインストリーム。今回は最上位モデルCore i7-7700Kを使い、先代Skylakeとの違いをチェックしていこう。
Intel Core i7-7700K(1月6日発売予定)

改良版プロセスルール“14nm+”を採用するKabylake

Intelの新メインストリーム向けCPUとして投入されたKabylake-S(以降「Kabylake」)。プラットフォームはSkylake-S(以降「Skylake」)から導入されたLGA1151で、既存のIntel 100シリーズマザーボードでもBIOSのアップデートのみで使用できる。プロセスルールは改良版14nmプロセスの14nm+を採用。内部設計に大きな変更はないが、リーク電力の改善や3Dトランジスタのフィン構造を改良することで消費電力を低減。その分動作クロックが引き上げられると共に、オーバークロック耐性も向上しているという。

プラットフォームはLGA1151、ピンの互換性も維持されているため、既存のSkylake環境をそのまま流用できる

またKabylakeではメディアエンジンを刷新。4K HEVC(H.265) 10-bitビデオエンジンや、VP9エンジンがハードウェアで実装され、4K高解像度動画をCPUに負担を掛けることなく再生可能。さらに次世代の高画質技術「HDR」(High Dynamic Range)をサポートし、対応コンテンツをより色鮮やかに表現できる。

Kabylakeでは、メディアエンジンが刷新され、動画再生機能が強化されている

製品カテゴリはこれまでと同じく、Core i7を筆頭にi5 / i3 / Pentium / Celeronの5つに分類され、倍率ロックフリーの“K”シリーズやTDP 35Wクラスの省電力モデル“T”シリーズもラインナップ。なおSkylakeでは上位2モデルのみ先行販売されたが、Kabylakeではthe Voicesで既報の通り、解禁と同時にほぼすべての製品が店頭に並ぶことになりそうだ。

最後に今回検証するKabylake最上位モデルCore i7-7700Kのスペックを確認しておこう。物理コア数は4つ、論理コア数は8つで、動作クロックは定格4.20GHz、Turbo Boost時最大4.50GHz。L3キャッシュは8MB、グラフィックス機能はIntel HD Graphics 630が内蔵され、TDPは91Wに設定されている。なお先代モデルCore i7-6700Kとの違いは以下の通り。

初出時スペック表の表記に誤りがありました。謹んで訂正させて頂きます(2017/1/4)
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