エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.535

ハイエンド匹敵のポテンシャルが魅力。Kabylake世代の新アッパーミドルASRock「Z270 Gaming K6」

2017.01.04 更新

文:GDM編集部 池西 樹

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 2017年1月6日に販売が解禁される第7世代Coreプロセッサことデスクトップ向けKabylake。対応チップセットもこれまでのIntel 100シリーズから、Intel 200シリーズにアップデートされ、解禁当日にはメーカー各社の新型マザーボードが数多く店頭に並ぶことになる。今回はその中からASRock Incorporation(本社:台湾)のゲーミング向けアッパーミドル「Fatal1ty Z270 Gaming K6」を取り上げる。従来通り安定性を重視した設計を継承しつつ、独自機能で武装した新世代マザーボード。その実力を早速検証していこう。
ASRock「Fatal1ty Z270 Gaming K6」
市場想定売価税抜26,800円(2017年1月6日発売予定)
製品情報(ASRock

ヘビーユースにも応える実力派アッパーミドル「Fatal1ty Z270 Gaming K6」

Intelの新チップセットIntel 200シリーズに合わせて、ラインナップを再構築したASRock。新設されたウルトラハイエンド「SuperCarrier」を筆頭に、究極のコストパフォーマンスを謳う「Taichi」、ゲーミング向け「Fatal1ty Gaming」、メインストリーム向け「Extreme」(下位モデルは「Pro」)のコンセプトの異なる4シリーズを展開する。

事前に行われたプレス向け製品発表会では、解禁と同時に発売予定の製品が展示されていた

そして今回の主役である「Fatal1ty Z270 Gaming K6」(以降「Z270 Gaming K6」)は、「Fatal1ty Gaming」シリーズにおけるアッパーミドルモデル。これまで同様、ブラックをベースにコントラストが強いレッドがアクセントのスタイリッシュなデザインを採用した。さらに各部には「Aura RGB LED Lighting」によるLEDライティング機能を追加。市販のLEDストリップ用ピンヘッダも用意され、ケース内部を色鮮やかにドレスアップすることができる。

「Fatal1ty Gaming」シリーズのアッパーミドル「Z270 Gaming K6」。Chris Lee氏曰く、チップセットの変更だけでなく、これまでのフィードバックを元に多くの改良が加えられているとのこと

またIntel 200シリーズで新たにサポートする超高速ストレージ「Intel Optane Memory」とNVMe SSDを併用するため、帯域幅32Gbpsの「Ultra M.2」は2スロット搭載。さらに「Creative Sound Blaster Cinema3」対応の高品位オーディオ回路や、低遅延かつ高スループットなIntelチップによるデュアルギガビットLANなど、ハイエンドモデルと比較しても遜色ない機能を備える。

「Fatal1ty Gaming」シリーズらしく、ブラックとレッドにカラーリングされた「Z270 Gaming K6」。ニチコンの高耐久「12Kコンデンサ」も統一感を出すためゴールドからブラック塗装に変更された

もちろん独自品質基準「Super Alloy」に準拠した堅牢設計も健在だ。電源回路には45Aまで対応する「Premium 45A Power Choke」や、105℃環境で12,000時間の製品寿命を誇るニチコン製コンデンサ「12K Black Caps」、異なる容量のコンデンサを実装し、電源供給のレスポンスタイム改善を図る「Combo Caps」などを採用。またユーザーの要望が多かったというPCI-Express3.0(x16)スロットを補強するため「Steel Slot」が導入されている。

「Super Alloy」準拠の高品質コンポーネントで固められた電源回路。CPUソケットはLGA1151で、Skylake世代のCPUにも対応する

さらにASRock 100シリーズで好評だった独自クロックジェネレータ「Hyper BCLK Engine」も第2世代にアップグレード。BCLKの最大値が600MHzから1,000MHzに引き上げられ、よりピーキーなチューニングができるのはオーバークロックを狙うユーザーには大きな魅力となるはずだ。

「Gaming」の頭文字“G”をモチーフにしたパッケージ。裏面には搭載機能やスペックの詳細が記載されている

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