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Thermaltake「Engine 27」がかなり気になる

119枚のアルミニウム板で構成されたラジアルフィン

評価サンプルをパッケージから取り出し、本体をじっくり観察してみよう。まず「Engine 27」の特徴的なラウンド形状を作り上げている、放熱フィンに注目したい。
 手元資料によると、アルミニウム製の放熱フィンは、合計119枚で構成。これを斜めに折り重ねた状態が連続することで円を形成。側面はシロッコファンさながら、冷却ファンからの風が360°にわたり抜けていくという設計だ。小型であるだけに、放熱フィン1枚の面積は限られるものの、枚数を重ねることでそれを補い、熱の拡散が行われている。

マザーボードへ固定するバネネジよりも低い「Engine 27」の全高。アルミ製放熱フィン、銅製受熱ベース+受熱プレート、画像では確認できない中心部のアルミニウムファンで構成されている
放熱フィンを重ねた構造は別段珍しいものではない。ただしこれを斜めに重ね、ラウンド形状にしているところが最大のポイント。空気の抜け穴となる部分は、実測で幅約2mm、高さ約17mmだった
“放射状”を意味する、ラジアルフィン構造。余談ながらシロッコファンさながら放熱フィン自体が高速回転すれば、冷却ファン不要でCPUクーラーの役割が”ある程度”果たせるのかもしれない

ニッケルコーティングが施された銅製受熱ベース

「Engine 27」の底面を確認。円形の受熱ベースの素材は銅製で、腐食防止と見た目の美しさが両立できるニッケルコーティング処理が施されている。ベースそのものの厚さは実測で7mm程度。CPUからの熱を吸い出す役割に加え、119枚におよぶラジアルフィンの台座として、重厚な印象だ。またCPUに接触する部分は実測で34mm四方、厚さ3mmのプレート状の凸部で、出荷時は保護フィルムが貼り付けられていた。

ニッケルコーティング処理で素材が分かりにくいが、実際は銅製。熱伝導率に優れ、CPUの熱を素早く受熱ベース全体に伝える事ができる
後付けのプレートに見えるのが、CPUに直接接触する受熱ベースの中心部。一体成型ではなく、後付けされているようだ
冷却ファンの電源ケーブルは、受熱ベースの一部に埋め込まれた状態。高温状態が続くはずのポジションで、その影響は出ないのだろうか
次は...  遠心力により放射状に風を押し出す60mmアルミニウムファン

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