エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.511

これで全てが分かる。In Win「509」徹底解説

2016.09.05 更新

文:GDM編集部 松枝 清顕

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 単なる箱形のPCケースでは飽き足らず、デザイン性に優れたモデルを市場に送り出すIn Win Development(本社:台湾)。本稿で取り上げる新作「509」は、フロントと左サイドパネルに強化ガラスを装着。素材の特徴である透明感を生かし、平面であるはずのパネルに奥行きを感じさせ、さらにLEDライティングによるドレスアップにも向く意欲作だ。
 今回は国内正規代理店の株式会社アユート(本社:東京都千代田区)より評価サンプルを借り受け、注目のフルタワーPCケースの全貌をお届けしよう。
In Win「509」シリーズ IW-BXR148(Gray/Black) / IW-BXR148(Red/Black)
市場想定売価税抜19,800円(2016年9月3日発売)
製品情報(In Win / 株式会社アユート

In Winお得意の強化ガラス採用PCケースの新作

新作がリリースされる度に注目を集めるIn Win。今回取り上げるのは、9月3日から国内市場で販売が開始されたフルタワーPCケース「509」だ。7月に検証を行った「303」同様、素材の一部に強化ガラスを採用。その特性を生かし、デザイン性に優れたIn Winブランドらしさが外観上の大きな特徴になっている。ATX対応の「303」に対し、E-ATX対応の「509」は兄貴分的な存在で、コンセプトとしてはハイエンドなゲーム用PCの構築に向くとされている。
 ラインナップはGray/Black(型番:IW-BXR148 Gray/Black)と、Red/Black(型番:IW-BXR148 Red/Black)の2種類。ちなみにIn Winのグローバルサイトでは、Gray/Blackを「Standard version」、Red/Blackを「ROG Certified version」と紹介されている。なお今回の検証では後者を借り受けた。

こちらは「Standard version」とされる「IW-BXR148」(Gray/Black)

スペック表に見る「509」

評価サンプル実機に触れる前に、スペック表から「509」の概要を把握しておこう。
 フォームファクタはE-ATX(12″×13″)を含む、ATX、MicroATX、Mini-ITXに対応し、カテゴリー的にはフルタワーに位置付けられる。また素材はシャーシや各パネルがSECC(スチール)、フロントおよび左サイドパネルに強化ガラスを採用。ABS樹脂などプラスチックパーツも含まれている。

要となる内部設計については少々複雑だ。イマドキのPCケースはユーザーへの利便性の配慮から、ドライブベイや冷却ファンレイアウトが変更できるようになっており、スペック表からは正確に読み取りにくい。誤解を招く可能性もあるため、詳細はこの後の解説セッションに任せよう。

なお外形寸法は、幅が235mm、奥行きは578mm、高さは527mm。重量は14kgとされ、強化ガラス採用だけあって、中身が空の状態でもミドルタワーPCケースが2台分ほどの重さがある。

外装パッケージはW635×D670×H355mm。E-ATX対応PCケースとあって比較的大型。ちなみに縦置きミドルタワーながら、強化ガラス面を上に向ける”横置きスタイル”で収納されている
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