エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.472

これで全てが分かる。 Fractal Design「Node 202」徹底解説

2016.02.01 更新

文:GDM編集部 松枝 清顕

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 今回の「速攻撮って出しレビュー」は、昨年末から販売が開始された、スウェーデンに本拠地を置くPCパーツブランドのFractal Designブランドのスリム型ケース「Node 202」(型番:FD-CA-NODE-202-BK)を取り上げる。対応フォームファクタMini-ITXの小型モデルで、縦置き、横置きに両対応。10.2リットルあまりの容積に、Fractal Designらしさは見い出せるのだろうか。最新の「コンパクト・スリム」PCケース事情を垣間見る。

「セカンドPC」を再定義してみよう

Fractal Design「Node 202」(型番:FD-CA-NODE-202-BK)
市場想定売価税抜15,500円前後(12月18日発売)
製品情報(Fractal Design)(株式会社アスク

今回の主役、Fractal Designの「Node 202」は、Mini-ITXフォームファクタに対応するスリム型PCケースだ。設置スタイルは縦置き・横置きに両対応。前者は「設置場所を選ばず」、後者は「リビングPCにも最適」といった売り文句が常だが、いずれにせよメインPCのサブ的な立ち位置を担う「セカンドPC」用途が主な”仕事”になるイメージが強かった。
 しかし近年のMini-ITXフォームファクタは決して侮れず、170mm四方の基板にはATXフォームファクタ同様のチップセットを実装し、拡張性さえ目をつむればポテンシャルの高いPCを組み上げる事ができる。コンシューマ向けが限られていた時代、「選択肢はVIAしか無かった」小型PCの世界は、すっかり様変わりしている。

でも敢えてハイエンドを狙わない”身の丈小型PC”

限られた内部容積の小型PCにポテンシャルの高い構成パーツが組み込まれる様は、通好みな自作派にとって心動かされるものがある。例えるなら、敢えて小型車をチューンする趣向にも似て、従来型では飽き足らないエンスージアストの楽しみ方と言えよう。
 着実に拡大する小型PC市場だが、今回取り上げる「Node 202」はFractal Designが得意とするスカンジナビアデザインの洗練されたスタイルのスリム型PCケース。敢えてハイエンドを狙わない、オーソドックスなスタイルこそ「Node 202」のテーマになっている。

スペック表に見る「Node 202」

まずはスペック表から「Node 202」の概要を掴んでおこう。設置方向は縦置き・横置きの両対応。容量は10.2リットルとされ、以前検証を行ったCube型Mini-ITXモデル「Core 500」が19.5リットルだった事を考えれば、同一フォームファクタながら、かなりスリム化されている。やみくもに拡張性にはこだわらない設計コンセプトが見て取れる。なお外形寸法は縦置き時で幅125mm、奥行き332mm、高さは385mm。なるほど設置場所に困る事はないだろう。その他詳細については、この後徐々に明らかになっていく。

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