エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.464
これで全てが分かる。アイティーシー「黒鼓」徹底検証
2015.12.23 更新
文:GDM編集部 松枝 清顕
2015年最後に登場した大注目Mini-ITXケース「黒鼓」
PCケース検証「これで全てが分かる」シリーズの今年17台目にして最後を飾る、円柱型Mini-ITXケース「黒鼓」。どうしても避けて通れない「Mac Pro」を彷彿とさせる外観デザインは、発表直後より市場やネットで多くの感想や意見が交わされ、良くも悪くも現在ミニPCケースの中では最もアツい1台である事には間違いない。
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アイティーシー「黒鼓(Kuro-Tsudsumi)」(型番:KT-PI314) 市場想定売価税抜8,980円(2015年12月12日発売) |
そんな話題さめやらぬ内に編集部に届けられた「黒鼓」は、発売元である株式会社アイティーシーが自ら日本市場向けに銘々し、2015年最後の話題作として12月12日より販売が開始された。インパクトのある外観に加え、市場想定売価税抜8,980円も大いなるトピック。「Mac Pro」似は否めないが、「黒鼓」は自由な構成で自作ができるという、圧倒的なアドバンテージがあるだけに、自作派からはまったく引けを取らない存在に映るだろう。
スペック表にみる「黒鼓」
「黒鼓」はそのネーミングからも想像できるように、和楽器の「つづみ」に似た外観の円柱形PCケース。170mm四方のMini-ITXフォームファクタ専用に設計され、外装パネル素材に1.0mm厚のSPCC(冷間圧延鋼板)を採用。部分的にプラスチック素材も使用されている。
外形寸法は直径が206mm、高さが279mmで、「Mac Pro」の直径167mm、高さ251mmに比べれば、ひとまわり大きい。なお重量は2.0kgとされ、内部がカラの状態では実に軽い。
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発売開始間もなく、売れ筋PCケースの仲間入りを果たした「黒鼓」。独創的なスタイルは、現状ライバルモデルが見当たらない |
外観だけではおおよそ内部設計が想像できない「黒鼓」。検証を進めるうちにその全貌を明らかにしていこう。
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