エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.462

これで全てが分かる。Thermaltake「Core P5」徹底検証

2015.12.19 更新

文:GDM編集部 松枝 清顕

  • rss
  • Twitter
  • Facebook
  • google+
  • hatena
  • pocket
 2015年も残りわずか。今年も実に多彩なPCケースが各社より市場に投入された。エルミタではその中から、主要なモデルをピックアップ。可能な限り詳細検証をお届けしてきたワケだが、いよいよ2015年後半の話題をさらった「あの」モデルが満を持して登場する。
 師走の慌ただしい編集部に届けられたのが今回の主役、Thermaltake(本社:台湾)のオープンフレームPCケース「Core P5」(型番:CA-1E7-00M1WN-00)だ。
Core P5(型番:CA-1E7-00M1WN-00)
市場想定売価税抜17,980円前後(2015年11月19日発売)
製品情報(Thermaltake)(株式会社アスク

Thermaltake「Core P5」とはなにか

今年開催された「COMPUTEX TAIPEI 2015」のThermaltakeブースでひときわ注目を集めたのは、ミドルタワーやCube型ではなく、なんと壁掛け対応が謳われたオープンフレームタイプの「Core P5」(型番:CA-1E7-00M1WN-00)だった。

そもそもオープンフレームタイプのPCケースといえば、通称「まな板」「ベンチ台」等と呼ばれ、自作派が主にベンチマークテストやオーバークロック等に使う製品として認知されている。しかし「Core P5」はドレスアップパーツを組み込み、眺めて楽しみながら実用的に使う「魅せるPC」が製品のコンセプト。常用を想定し、製品化された類い希なる「オープンフレーム構造」のPCケースなのだ。

「COMPUTEX TAIPEI 2015」のThermaltakeブースでひときわ注目を集めた「Core P5」が、いよいよ撮って出しレビューに登場

その特異なスタイルから海外でも前評判が高く、お披露目から約半年を経た11月より国内市場での販売がスタート。気になる市場想定売価は税抜17,980円前後に抑えられ、好調なセールスは今なお続いている。

スペック表に見る「Core P5」

今回の主役「Core P5」は、ThermaltakeのPCケースラインナップでは「Core」シリーズに属し、フルタワー「Core V71」を筆頭に、検証を行ったミドルタワー「Core V31」、さらに市場想定売価4,980円前後で市場に投入され、ライバルモデルを一蹴したCube型「Core V1」が血縁関係にある。
 それら兄弟とはまったくスタイルの違う「Core P5」は、ATX、MicroATX、Mini-ITXの各フォームファクタに対応。オープンフレーム構造は、SPCC(冷間圧延鋼板)製シャーシをベースに、四隅の支柱と、アクリルパネルで構成され、設計自体は実にシンプル。冒頭触れた通り、市販のテレビ用壁掛け金具を別途用意すれば、壁掛けにも対応。最も一般的なスタイルになるであろう縦置き用のスタンド、さらに横置き用のゴム足まで付属する。

なお外形寸法は幅333mm、奥行き570mm、高さ608mmで、一般的なミドルタワーよりも大きく、重量も12.2kgある。これに構成パーツの重量を加えると、壁掛けにはやや不安だが、一般の自作ユーザーに留まらず、店舗のデモ機としても想定されたスタイルは実に魅力的に映るだろう。ここまで若干のハードルの高さを感じている人がいるかもしれない。しかし細部を見ていくうちに「ちょっと欲しくなってしまう」はずだ。Thermaltake、今年最後の意欲作「Core P5」。さあ検証を開始しよう。

「Core P5」を構成するパーツ群。「フルモジュラーコンセプト」を採用し、各々の構成により柔軟にパーツの着脱を可能としている

totop