エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.451

これで全てが分かる。SilverStone「RVX01」徹底解説

2015.11.06 更新

文:GDM編集部 松枝 清顕

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 SilverStone Technology(本社:台湾)のPCケース部門、その看板モデルとなる「RAVEN」シリーズ。今回は最もエントリークラスに位置付けられる新型ミドルタワー「RVX01」を取り上げる。特徴的なマザーボード90°回転レイアウトを採用する「正圧設計」を継承しならが、売価を1万円台前半に設定。今まで手が出なかったという人も大注目の新作を徹底検証する。

ミドルタワー「RAVEN」の最エントリーモデル

歴代「RAVEN」シリーズ中、ミドルタワークラスでは最もエントリークラスとなる「RVX01」シリーズが国内市場でデビューを果たした。フロントパネルの独特なデザインは、2014年6月にリリースされた「RAVEN5」(型番:RV05B)を継承。兄弟モデルである事は一目瞭然だ。さらに外装デザインもさることながら、マザーボードを90°回転レイアウト(倒立レイアウト)にする事で無駄な空間を無くし、SilverStoneがこだわり続ける正圧状態を作り上げる事で、内部には良好なエアフローが構築されている。

SilverStone「SST-RVX01」シリーズ
SST-RVX01BR 市場想定売価税抜10,980円(11月6日発売)
SST-RVX01BR-W 市場想定売価税抜11,980円(11月6日発売)
製品情報(SilverStone Technology)(マスタードシード)(マスタードシード)※窓付き

これまで「RAVEN」シリーズといえば、市場に出回るミドルタワーPCケースの中でも、中~上位クラスの価格帯という印象があった。しかし今回発売された「RVX01」は、標準モデルが税抜10,000円台、サイドウインドウモデルが税抜11,000円台と、ATX規格(およびMicroATX)に対応するPCケースとしては、エントリークラスのポジションにカテゴライズされる。マザーボード90°回転レイアウトと最適化されたエアフローレイアウト、さらに「RAVEN」の独創的なデザインを継承。これを1万円台前半で手に入れられるとあっては、ライバルモデルにとって、なかなか手強い存在となるだろう。

スペック表に見る「RVX01」

従来ラインナップから型番に「X」が追加された新型ミドルタワー「RVX01」。素材はシャーシ部分がスチールで、独特なデザインを再現するフロントパネルやトップパネルはプラスチックが使用されている。外形寸法は幅が215mm、奥行きが485mm、そして高さが500mmで、重量は公表されていない。ちなみに「RAVEN5」(型番:RV05B)は幅242mm(+27mm)、奥行き498mm(+13mm)、高さ529mm(+29mm)となり、兄貴分だけあってひと回り大きい。さらに容積は「RVX01」の52.1リットルに対し、「RV05B」は63.8Lで、その差は11.7リットル。内部構成パーツの”居住性”の違いも明らかで、まったく新しい設計によるモデルである事が分かる。

自在にデザインが可能になるプラスチック成形により、「RAVEN」の独特な世界観がトップパネルでも表現されている。レッドカラーのメッシュは、アグレッシブな印象を与える事に成功。ゲーミングPCケースが色濃いミドルタワーだ

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