エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.446

Fractal Designコラボレーションのサイコム新BTO「Premium-Line」シリーズ徹底解剖

2015.10.11 更新

文:GDM編集部 Tawashi

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 自作派目線の魅力的なPCを企画・販売する国内有数のBTOカスタマー、サイコム(本社:埼玉県八潮市)。先頃販売が開始された最新モデル「Premium-Line」シリーズは、Fractal Design(本社:スウェーデン)公認のコラボレーションPCだ。PCケースと電源ユニット、さらにオールインワン水冷キットをFractal Design製で統一。厳選した構成パーツに加え、サイコム独自の"付加価値”を盛り込むことで既存モデルとの差別化を図る、プレミアムモデルが完成した。
 今回の「エルミタ的速攻撮って出しレビュー」は、BTOのプロ集団・サイコムが手掛ける新作「Premium-Line」を借り受け、その魅力に迫ってみたい。
サイコム「Sycom Premium-Line Z170FD」
基本構成売価税込172,760円(10月9日現在)
製品情報(株式会社サイコム

サイコムの新ブランド「Premium-Line」シリーズ

まず「Premium-Line」シリーズについて紹介しておこう。「本当に良いものを、できるだけ長く使ってほしい」というコンセプトに基づき、従来のサイコムBTOとは異なる新ブランドとして誕生。ハード面だけでなく、アフターサービスなどソフト面での付加価値をパッケージ化するプレミアムモデルを完成させた。

Fractal Designコラボレーションによる「Premium-Line」

今回発売されたFractal Designコラボの「Premium-Line」シリーズは、まさにプレミアムな構成。まずPCケースは「スカンジナビアデザイン」が特徴の静音性を追求したミドルタワー「Define R5」を採用。昨年12月の発売以来、自作市場で圧倒的支持を集めたモデルだ。サイコム既存ラインナップでの採用実績も多く、以前お届けした詳細検証記事でも実に印象的だった完成度の高さは、多くの人が認めるところである。

さらにシステムの安定性を左右する重要パーツのひとつである電源ユニットには、「Edison M 650W」を選択。80PLUS GOLD認証の容量650Wモデルで、優れた電力効率と安定性を確保した。

そしてCPUの冷却を担当するのは、240mmサイズラジエターを備えたオールインワン水冷ユニット「Kelvin S24」だ。銅製ベースプレートに加え、全銅製のラジエターを採用。冷却能力はもとより、耐久性の高さもアピールポイントのひとつだ。

このように、Fractal Designが提唱するトータルソリューションと、サイコムが選んだ精粋な主要構成パーツたちをベースに、ハード面での「Premium-Line」が形成されている。

「Premium-Line」シリーズのために用意されたサイコム謹製のバインダー。サイコムとFractal Design両者代表のサインが入った「品質保証書」が付くほか、構成パーツのマニュアルやドライバCD等が収められている

ソフト面でのプレミアム。~3つの独自アフターサービス~

サイコム独自の充実したアフターサービスも大きな特徴だ。従来品の保証期間は1年間だが、「Premium-Line」では標準で「2年間の無償保証」が提供される。さらにオプション(有償)で3年保証までの延長にも対応。これは高耐久パーツで構成する自信の表れと言えるだろう。
 次に「無償オーバーホール」が興味深い。これはPC本体をサイコムに預けることで、「内部クリーニング」「CPUグリス塗り直し」を無償で行うサービスだ。またハードウェアメンテナンスに留まらず、「BIOSドライバの更新」も行われ、最新の状態にアップデートされたPCは、通常出荷時同様の動作確認とエージングテストが行われるという。
 さらに「アップグレードサービス」は、将来的なパーツ増設や交換時の購入をサポート。適切なパーツ選びの相談から、取り付け可否、さらにPC本体を送ればパーツの取り付けや下取りサービスを受ける事ができる。
 このように「Premium-Line」独自の3つのアフターサービスは、長くPCを使い続ける事を目的としたソフト面での大きな柱となっている。

「Premium-Line」では3つのアフターサービスは、サイコム独自のノウハウと熟練スタッフにより下支えされている
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