エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.438

240mmサイズラジエター採用の水冷一体型ユニット、CORSAIR「H100i GTX」でSkylakeを冷やす

2015.09.04 更新

文:GDM編集部 松枝 清顕 / 池西 樹(テストセッション)

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 今まさに話題の第6世代Coreプロセッサ “Skylake” ことIntel Core i7-6700KとCore i5-6600K。Skylakeリテールパッケージには純正クーラーが付属しないため、8月5日の販売スタートを機に、がぜん活気づいているのがCPUクーラー市場だ。
 そこで今回は、メンテナンスフリーのオールインワン水冷ユニット、CORSAIR「Hydro Series」に属する「H100i GTX」を取り上げ、気になるSkylakeの熱を封じ込めてみたい。

Skylakeの冷却に最適な水冷一体型ユニットを探す

エルミタでも何度か触れたように、8月にデビューしたIntel第6世代Coreプロセッサ”Skylake”には、いわゆる純正クーラーが付属しない。ソケット形状はHaswell以降のLGA1150からLGA1151へと刷新されたが、ピン数は異なるものの、実はCPUクーラーの互換性はある。市場に出回っている製品の多くはそのまま流用できるため、手持ちの資産を生かす事は可能なのである。だが、Skylake第1弾としてリリースされたCore i7-6700KとCore i5-6600Kはシリーズ最大のTDP91Wとなり、少々発熱の懸念がある。搭載面の互換性と冷却能力面は別物である点、これは認識しておく必要があるだろう。
 マザーボードも新チップセット100番台がリリースされ、Skylakeの導入は単なるCPUの付け替えとは違った、やや大掛かりなものになる。そこでプラットフォームの刷新を機に心機一転。熱心な自作派は”それなりの”CPUクーラーをチョイスしようと目論むに違いない。

Haswell以降のLGA1150ではない新型のCPUソケットLGA1151を採用するSkylake。既存CPUクーラーの流用は可能だが、初回リリースのCore i7-6700KとCore i5-6600KはTDP91Wとされ、ある程度の冷却能力を必要とする

そこで今回は、Skylake世代に最適なオールインワン水冷ユニットとして、Skylakeの追加対応を謳うCORSAIR「Hydro Series H100i GTX」(以下:H100i GTX)をチョイス。水冷一体型ユニットを自作市場に根付かせた功労者、CORSAIRの現在イチオシ水冷を検証したい。

CORSAIR「Hydro Series H100i GTX」(型番:CW-9060021-WW)
市場想定売価税抜17,140円
製品情報(CORSAIR)(株式会社リンクスインターナショナル
「H100i GTX」の外装パッケージ。サイズはW308×D150×H223mm、重量は約2kg

スペック表にみる「H100i GTX」

CORSAIR国内正規代理店の株式会社リンクスインターナショナル(本社:東京都千代田区)より借り受けた評価サンプルを開封する前に、スペック表から「H100i GTX」の製品概要を把握しておこう。

「H100i GTX」は冷却水の補充が不要な、メンテナンスフリーのオールインワン水冷ユニット。120mm口径ファン2基が搭載できる「240mmサイズラジエター」モデルで、国内市場では2015年5月に発売が開始されている。わずか3ヶ月後には140mm口径ファン2基が搭載できる「280mmサイズラジエター」モデル「H110i GTX」(型番:CW-9060020-WW)もリリースされたのだが、設置場所の確保の必要性からややPCケースを選ぶため、今回はより汎用性の高い「H100i GTX」をチョイスしたというワケだ。

時節柄、Skylakeばかりにスポットを当ててしまっているが、Intel LGA1151の他、LGA2011-v3 / LGA2011 / LGA1366 / LGA1156 / LGA1155 / LGA1150、AMD Socket AM2 / AM2+ / AM3 / AM3+ / FM1 / FM2 / FM2+にも搭載可能。オールマイティに冷やす、現在CORSAIRブランドの主力水冷ユニットだ。

メモリを筆頭に、PCケースや電源ユニットなど、PCパーツのヒット作を次々と市場に投入するCORSAIR。その最新・主力水冷ユニットが「H100i GTX」だ

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