エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.437

オールマイティを体現するSkylake世代のメインストリームマザー、ASRock「Z170 Extreme6」

2015.08.31 更新

文:GDM編集部 絵踏 一

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 Intel第6世代Coreプロセッサ“Skylake”のデビューにより、自作市場も新製品ラッシュが続く賑やかな季節を迎えている。対応チップセットであるIntel Z170搭載マザーボードもすでに様々なモデルが登場、特にローンチ時点から多数のモデルを投入していたASRock Incorporation(本社:台湾)製品の顔ぶれは一際多彩だ。その中でも最も力を入れているのは、メインストリーム向けの「Extreme」シリーズと聞く。今回はそのラインナップより、ハイエンドモデルの「Z170 Extreme6」を取り上げよう。
ASRock「Z170 Extreme6」 実勢売価28,000円前後
製品情報(マスタードシード株式会社

ASRockが最新世代で最も力を入れる「Extreme」シリーズ

“Skylake”の解禁当日に一挙7モデルを投入するなど、ASRockの新世代マザーボード「ASRock 100」シリーズは、一際気合の入ったラインナップでユーザーの前に登場した。国内未発売モデルを含めれば、Z170 Expressモデルだけで20モデル近くを数えるという、隙のない陣容だ。そしてそれら豊富なラインナップは、イマドキ仕様のマザーボードらしく明確なコンセプト別にシリーズ分けされている。

新型CPU“Skylake”の解禁に合わせ、多数のラインナップを送り込んできたASRock。ただし3本柱のコンセプトにグループ分けされ、ニーズに最適なモデルが選べるようになっている

そのシリーズとは、「COMPUTEX TAIPEI 2015」で新たに立ち上げられたゲーマー向けモデル「Gaming」をはじめ、世界記録の実績も豊富な「OC Formula」を擁するオーバークロッカー向け「Overclock」、そしてメインストリーム向けの「Extreme」(下位は「Pro」)だ。新世代の「ASRock 100」シリーズでは、特にこの「Extreme」に注力している。独自基板設計や高品質コンポーネントの採用により、耐久性・信頼性を今まで以上に向上。エンスージアストやデザイナー・クリエイター向けのハードワークへの適応も謳うなど、従来より一段高い位置を目指したというワケだ。

デザイン刷新、エンスー向けも狙うハイエンドマザー「Z170 Extreme6」

従来の「Extreme」シリーズからデザインが一新された、Intel Z170 Express搭載マザーボード「Z170 Extreme6」。信頼性に優れたコンポーネントで武装、パフォーマンス面も抜かりなく強化されている

そして今回の主役である「Z170 Extreme6」は、その「Extreme」シリーズにおけるハイエンドモデル。メインストリーム向けというコンセプトは従来通りながら、ブラックカラーをベースにゴールドやカッパーを配した、より高級感のあるデザインへと刷新された。もちろん単なるビジュアルだけの効果ではなく、PCBには防水性に優れる「High Density Glass Fabric PCB」、I/O部には電磁ノイズや静電気をガードする「I/O Armor」を装備するなど、実用性も追求したデザインになっている。

また、独自品質基準「Super Alloy」に準拠した堅牢さも健在。電源回路には飽和電流を3倍に向上させた「Premium Power Choke」や、MOSFETを積層実装して抵抗を1/5に削減した「Dual Stack MOSFET」、コンデンサも業界最長の製品寿命を誇るニチコン製カスタムコンデンサ「12K Platinum Caps」といった、高品質コンポーネントが採用されている。

「Super Alloy」は、ASRock製マザーボードにおける高品質の代名詞。パッケージ背面には各種コンポーネントの特長が網羅され、エンスー向け用途にも耐える信頼性とパフォーマンスが謳われている

こうした信頼性の追求もさることながら、“エンスージアスト向け”を謳うだけにパフォーマンス面でも新機軸の機能を搭載。「Hyper BCLK Engine」と称する外部クロックジェネレータを標準装備し、標準を大幅に上回る最大650MHzのベースクロック設定に対応した。さらに通常1MHz刻みとなるクロック調整も0.0625MHz刻みの設定が可能で、より詳細なオーバクロック性能を実現している。

また、オーディオ回路には新設計の「Purity Sound 3」を搭載。高速ストレージのUltra M.2や、マルチGPU構成に対応した3本のPCI-Express(x16)スロットといった、マザーボードとしてのポテンシャルを問われる拡張性も見逃せない。このあたりの機能については、この後で個別にチェックしていこう。

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