エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.436

“Skylake”のポテンシャルを引き出すフラッグシップ、GIGABYTE「GA-Z170X-Gaming G1」

2015.08.28 更新

文:GDM編集部 池西 樹

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 2015年8月5日、遂に解禁された“Skylake”こと第6世代Intel Coreプロセッサ。プラットフォームはLGA1150からLGA1151に、メモリもDDR3からDDR4へと変更され、導入には大幅なシステム変更が必要なことから、これを期にPCのリニューアルを検討している人も多いことだろう。
 当然マザーボードメーカー各社も、新プラットフォームに向けて新たな機能やコンセプトを導入した製品を多数投入し、自作市場を賑わしている。今回はその中からGIGABYTE TECHNOLOGY(本社:台湾)のフラッグシップモデル「GA-Z170X-Gaming G1」に注目。Skylakeのパフォーマンスを最大限に引き出すためにデザインされたその実力を、じっくりと検証していこう。
GIGABYTE「GA-Z170X-Gaming G1」実勢価格80,000円前後(2015年8月現在)
製品情報(GIGABYTE

メインストリーム向け初、DDR4メモリに対応する「Skylake」

本題に入る前に、まずは新CPU「Skylake」について簡単に解説しておこう。製造プロセスは「Broadwell-K」と同じ14nmながら、内部設計を刷新したSkylakeは、Intelのメインストリーム向け製品としては初めてDDR4メモリ(DDR3Lも使用可能)に対応。システム全体の消費電力を抑えつつメモリ周りが強化されているのが特徴だ。

Skylakeの内部構造。Ivy BridgeやHaswell世代からはGPUコアも大幅に強化されている

またオーバークロック機能も改善され、BCLKは1MHz刻みのフルレンジ調整に対応。さらにHaswell以降CPUに内蔵されていた電圧レギュレータがマザーボード側に実装されることになり、より詳細なチューニングを楽しむことができる。

「Skylake」ではパッケージデザインも刷新。ちなみにCore i7-6700K / i5-6600KにはCPUクーラーが付属しないため、別途用意する必要がある

現在のラインナップは、Core i7-6700K(4コア / 8スレッド / 定格4.00GHz / TB時4.20GHz / L3キャッシュ8MB / TDP91W)と、Core i5-6600K(4コア / 定格3.50GHz / TB時3.90GHz / L3キャッシュ6MB / TDP91W)の2種。いずれも倍率ロックフリーの「K」モデルで、CPUコア倍率変更によるオーバークロックにも対応する。

「Intel Z170」のブロックダイアグラム図。PCI-Expressレーンが強化され、高速ストレージを搭載した場合でも帯域が不足する心配はない

そしてSkylakeに合わせて発表されたチップセットが「Intel Z170」だ。「Z」型番から分かる通りオーバークロックに対応する最上位モデルで、CPUとの接続にはPCI-Express3.0(x4)の帯域幅を持つDMI3.0を採用。さらに20レーンのPCI-Express3.0を内蔵し、M.2やPCI-Express SSDを複数実装した場合にも十分な帯域幅が確保されている。

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