エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.435

これで全てが分かる。Phanteks「Enthoo Pro M」徹底解説

2015.08.26 更新

文:GDM編集部 松枝 清顕

  • rss
  • Twitter
  • Facebook
  • hatena
  • pocket
 重厚な外装パネルと、これでもかと仕掛けを詰め込む内部構造。新製品のリリースが楽しみなメーカーのひとつPhanteksから、ミドルタワーPCケースの新作「Enthoo Pro M」が8月下旬より国内市場での販売が開始される。外観デザインはシンプルながら、一見よくあるミドルタワーPCケースという印象。とはいえそこはPhanteks。サイドパネルを開くと、どんなギミックが隠されているのだろうか。
 今回は国内正規代理店の株式会社アイティーシー(本社:東京都千代田区)より評価サンプルを借り受け、「Enthoo」シリーズ最新作を存分に楽しもう。

Enthoo Proシリーズ新作、「Enthoo Pro M」の誕生

2015年の「COMPUTEX」期間中、近隣ホテルでプライベートブースを構えたPhanteks(本社:アメリカ / デザインチーム:オランダ)。その会場レポートでご紹介したのは、ミドルタワーPCケース「Enthoo EVOLV ATX」だった。Phanteksの代表的なモデルとして人気を集めたMicroATX対応ミニタワー「Enthoo EVOLV」のATX版は、待望のモデルとして、多くの注目を集めた。一方でその陰に隠れるように展示されていたのが、今回の主役「Enthoo Pro M」だった。
 「Enthoo EVOLV」とは外観デザインが異なるものの、内部は共通設計。兄弟モデルという位置付けで、2台揃ってのデビューという事になる。

Phanteks「Enthoo Pro M」(型番:PH-ES515P_TG) 市場想定売価税抜13,704円
製品情報(Phanteks

スペック表に見る「Enthoo Pro M」

まずはスペック表から「Enthoo Pro M」の概要を掴んでおこう。外形寸法は幅235mm、奥行き500mm、高さは480mmで、ミドルタワーPCケースにカテゴライズされる。なお対応フォームファクタはATX、MicroATX、Mini-ITXで、幅264mmまでのE-ATXサポートも謳われている。

PhanteksブランドのミドルタワーPCケースとしては第6弾となる新作「Enthoo Pro M」

主素材はスチールで、副素材にプラスチックを採用。カラーはサテン・ブラック(型番:PH-ES515P_BK)とチタン・グリーン(型番:PH-ES515P_TG)の2色が用意されているが、日本国内市場に導入されるのはサンプルのカラーと同じチタン・グリーンだ。
 なおPhanteks国内正規代理店の株式会社アイティーシー(本社:東京都千代田区)より、市場想定売価は税抜13,704円とアナウンスされている。これまで比較的高額なPCケースばかりという印象のPhanteksだけに、「Enthoo Pro M」はかなり価格が抑えられた「戦略的普及価格帯モデル」と言えるだろう。

兄弟モデル「Enthoo EVOLV ATX」も発売

「Enthoo Pro M」をチェックする前に、兄弟モデル「Enthoo EVOLV ATX」のサンプルも編集部に届けられたため、ここでご紹介しよう。
 こちらは内部構造は共通ながら、以前詳細検証をお届けしたMicroATXミニタワー「Enthoo EVOLV」の外装デザインを継承。外装パネルの開閉ギミックも再現され、Phanteksらしいフラットなデザインを好む人も少なくないだろう。国内市場では「ANTHRACITE GRAY」(型番:PH-ES515E_AG)が販売される。

Phanteks「Enthoo EVOLV ATX」(型番:PH-ES515E_AG) 市場想定売価税抜23,889円
製品情報(Phanteks
Phanteksのイメージは、このフラットなデザイン。3mm厚のアルミニウム外装パネルは重厚で、開閉ギミックも受け継がれている
内部設計は「Enthoo Pro M」同様。こちらを狙う向きにも、内部構造解説セッションは必見
totop