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これで全てが分かる。Antec「S10」徹底解説
エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.419

これで全てが分かる。Antec「S10」徹底解説


2015年6月20日
TEXT:GDM編集部 松枝 清顕
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 今回の主役となる、Antec(本社:アメリカ カリフォルニア州)の新作PCケース「S10」は、市場想定売価税抜79,800円となるアッパークラスのフルタワーモデルだ。いかにも重厚なサイドパネルには、4mm厚のアルミニウム板を使用。斬新な開閉アクションには、デザインPCケースの側面もうかがえる。さらに3つのエリア毎に区切られた独自の「スリーチャンバ設計」も特徴的で、どのモデルにも似ていない、オリジナリティ溢れるモデルに仕上がっている。
 今回は国内正規代理店である株式会社リンクスインターナショナル(本社:東京都千代田区)の協力により、いち早く評価サンプルを借り受け、「S10」が作り出す独特な世界観を余すところなくご紹介しよう。

Antecの新フラッグシップ、「S10」デビュー

Antecの最上位モデルSignature Series「S10」が国内市場に投入された。これまでの最上位クラスといえば、今年2月に発売が開始され、詳細検証をお届けした「P380」だが、これを大きく上回る、市場想定売価税抜79,800円のアッパークラス・フルタワーPCケースだ。

Antec Signature Series「S10」 市場想定売価税抜79,800円(2015年6月20日発売)
製品情報(Antec)(株式会社リンクスインターナショナル

初披露は先に閉幕した「COMPUTEX TAIPEI 2015」のAntecブース。外装パネルに仕掛けられた独自の開閉アクションにより、会場では大きな注目を集めた。その圧倒的な存在感から、国内外の多くのメディアで取り上げられ、発売を心待ちにしていた人もいるだろう。ほどなく国内市場での発売日および予価がアナウンスされ、これまで例がない発表から発売までのスピード感は、並々ならぬAntecの意気込みを感じる。

派手なサイドパネルの開閉アクションは存在感抜群。「COMPUTEX TAIPEI 2015」のAntecブースではひときわ異彩を放つ存在として、大きな注目を集めた
こちらは執筆時点では国内発売が確定していない、ガラス製サイドパネル仕様の「S10」。肉厚アルミニウムパネル仕様とはまた違った印象のバリエーションモデルだ

スペック表に見るAntec「S10」

実機による細部の検証を行う前に、まずはスペック表で「S10」をおおまかに把握しておこう。
 大型PCケース「S10」の対応フォームファクタは、SSI-CEB / E-ATX / XL-ATX / ATX / Micro ATX / Mini ITXで、あらゆるマザーボード規格がフォローされている。外形寸法は幅こそ230mmでミドルタワーPCケースと大きく変わりが無いが、奥行きは590mm、高さは602mmあり、フルタワークラスらしいスケール感。さらに特徴的なのは重量で、アルミニウムとスチール、さらにプラスチックの副素材により合計17.7kgにも達している。比較的重いミドルタワーPCケースでも10kg程度である事から、ハイエンド系PCパーツをたくさん詰め込んだ場合、移動にはかなりの気合いが必要になるはずだ。

6月11日に行われたメディア向け発表会。「S10」生みの親であるAntec Director of Product Development Han Liu氏が自らマイクを握り「疾走するバイクをイメージした」と説明

並外れた17.7kgの自重により、マニュアルには「S10の運び方」というセッションがある。プラスチック製ベース部を持つと破損する可能性があり、必ず金属シャーシ部から持ち上げるように注意喚起がなされている
次は...  「S10」外観スタイルチェック

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