エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.389

価格も手頃な実力派オールインワン水冷 LEPA「AquaChanger 240」検証

2015.01.16 更新

文:GDM編集部 松枝 清顕 / 池西 樹(テストセッション)

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 今回の撮って出しは、メンテナンスフリーのオールインワン水冷ユニット、LEPA Technology Corporation(本社:台湾)「AquaChanger 240」(型番:LPWAC240-HF)を取り上げる。型番からも想像できるように、120mm口径ファンを2基並べて搭載できる、いわゆる240mmサイズラジエターを備えたモデル。LEPA初のオールインワン水冷ユニットとして昨年11月に発表され、翌12月より日本国内市場でも販売が開始されたブランニューキットだ。LEPAの記念すべきオールイン水冷第1号、「AquaChanger 240」をじっくり検証していきたい。

LEPA初のオールインワン水冷ユニット「AquaChanger」シリーズ

PCパーツショップの陳列棚を賑わすオールインワン水冷ユニット、その新たな選択肢としてLEPA「AquaChanger」シリーズが加わったのは、昨年12月のこと。同社初の水冷ユニットは、120mmサイズラジエター搭載「AquaChanger 120」(型番:LPWAC120-HF)と、240mmサイズラジエター搭載「AquaChanger 240」(型番:LPWAC240-HF)の2モデルが同時に発売された。

いまさら説明するまでもなく、近頃の「水冷」は、長きにわたりCPUクーラー市場を独壇場としてきた「空冷」のシェアを脅かすほど急速に普及している。その要因にはやはり扱いやすくなって信頼性が向上したことが大きく、ことオールインワンモデルに限っては、水冷特有のハードルの高さを感じる人は、もはや少数だろう。
 ちなみに空冷はヒートシンクデザインや、冷却ファン搭載方法の違い等、圧倒的に選択肢が多い。一方でオールインワン水冷ユニットは冷却機構上、ラジエターのサイズ以外は、大きなスタイルの違いはない。空冷に比べれば地味なオールインワン水冷だが、メーカー各社は水冷ヘッドやポンプ、冷却ファン等に独自の味付けを施し、ライバルモデルとの差別化を図るべく、少しずつ進化をし続けている。そんなモデルのひとつが、今回検証を行う「AquaChanger」シリーズというワケだ。
 今回は検証にあたり、LEPAブランドの国内正規代理店、Ecomaster Technology Japan株式会社(本社:埼玉県川口市)より「AquaChanger 240」を借り受け、オーソドックスなスタイルの中に秘められた、LEPAの独自機構と、その実力を徹底検証してみたい。

240mmサイズラジエターを備えた「AquaChanger 240」

今回の主役は、いわゆる240mmサイズラジエターを備えた「AquaChanger 240」だ。240mmサイズとは、120mm口径ファン2基を並べて搭載できるラジエターを指すが、実際の全長は274mm。多くの場合、ラジエターはPCケースのトップ面にマウントするが、最近ではフロント部分にマウントできるPCケースも多数見られるようになった。

AquaChanger 240(型番:LPWAC240-HF)
市場想定売価税抜9,980円(12月5日発売)
製品情報(Ecomaster Technology Japan株式会社)(LEPA

外観はやはりよくあるオーソドックスなスタイル。市場想定売価は税抜で9,000円台と、他の240mmサイズラジエター水冷に比べ、魅力的な価格設定といえるだろう。それでいて対応TDPは350W+とされている。これは大いに期待できそうだ。

120mmサイズラジエターモデル「AquaChanger 120」

120mmサイズラジエターの「AquaChanger 120」もご紹介しておこう。こちらはラジエターに120mm口径ファンをマウントさせた、最も基本的なオールインワン水冷ユニット。ラジエター実サイズは長さ154mmで、ミドルタワーPCケースほとんどのリア冷却ファン搭載スペースにマウントする事ができる。こちらは市場想定売価税抜7,000円台で、240mmサイズとは2,000円ほどの差がつけられている。なお対応TDPは300W+とされている。

AquaChanger 120(型番:LPWAC120-HF)
市場想定売価税抜7,980円(12月5日発売)
製品情報(Ecomaster Technology Japan株式会社)(LEPA

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