エルミタ的一点突破 Vol.35

Noctua 「NH-D9L」「NH-U9S」検証

2015.01.06 更新

文:GDM編集部 松枝 清顕 / 池西 樹(テストセッション)

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 エルミタ編集部とはなにかと親交が深いご存じNoctua(RASCOM Computerdistribution/本社:オーストリア)より、92mm口径ファンを用いたサイドフロー型CPUクーラー「NH-D9L」「NH-U9S」がデビューを果たした。大型CPUクーラーのイメージが強い"空冷最強メーカー”の同社だが、近年小型サイズの冷却機器にも力を入れ、その出来映えに一切の妥協はない。今回は昨年末に国内市場でも発売が開始された 「NH-D9L」「NH-U9S」の評価サンプルをメーカー直送で入手。2モデルを同時に検証してみる事にしよう。
遠くオーストリアの本社より空輸されてきた新作、「NH-D9L」「NH-U9S」

92mm口径ファンサイズに設計されたサイドフロー2種

Noctuaといえば、オーバークロッカー御用達の「空冷最強ブランド」である事は誰もが認めるところだろう。そのラインアップを見ると、どうしても目が行く上位クラスに至っては、いかにもNoctuaらしい精巧な作りの大型ヒートシンクに、140mm口径ファンをデュアル実装。エントリークラスのPCケース1台分ほどの売価も手伝って、定格ユーザーには少々敷居の高さを感じるかもしれない。
 一方で近頃はメモリスロット・クリアランスを考慮した「ナロータイプ放熱フィン」を採用した薄型サイドフロー型や、Mini-ITXに代表されるミニPC向けロープロファイル型などのラインナップを拡充。より幅広い層に向けられた製品群は、どれをとってもNoctuaらしいモデルに仕上げられている。

さて、2014年11月12日に発表された今回の主役となる新型CPUクーラー「NH-D9L」「NH-U9S」は、いずれも92mm口径ファンを用いた、サイドフロー型CPUクーラーだ。冷却ファンの口径だけを見る限り、アッパーミドルクラスまたはヘビーユーザー向けでない事は想像できるだろう。また今回リリースされた「NH-D9L」「NH-U9S」は、同時発売された兄弟モデルとはいえ、同じヒートシンクを使用した”小手先のバリエーションモデルではない”点を強調しておかなければならない。外観を見れば分かる通り、設計もまるで違う別モノで、搭載される92mm口径ファンのマウントポジションにより、両者の性格を大きく二分している。

「COMPUTEX TAIPEI 2014」のNoctuaブースでお披露目されたプロトタイプ。「NH-D9L」は「92mm D-typw 3U CPU Cooler」(画像左)、「NH-U9S」は「92mm U-type CPU Cooler」と型番が付けられていた

左右ヒートシンク中央に92mm口径ファンを挟んだ「NH-D9L」

Noctua「NH-D9L」 製品情報(Noctua
市場想定売価56.90ドル 2014年11月12日発表

一見オーソドックスなサイドフロー「NH-U9S」

Noctua「NH-U9S」 製品情報(Noctua
市場想定売価59.90ドル 2014年11月12日発表

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