エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.357

これで全てが分かる。ENERMAX 「Fulmo Q ECA3360B-GT(U3)」徹底解説

2014.09.16 更新

文:GDM編集部 松枝 清顕

  • rss
  • Twitter
  • Facebook
  • google+
  • hatena
  • pocket
 エルミタのPCケース徹底検証史上最安の製品となるだろう。今回の「これで全てが分かる。」では、売価税抜3,223円という、非常にリーズナブルなATXミドルタワー ENERMAX「Fulmo Q ECA3360B-GT(U3)」を取り上げる。
 売価3,000円台という常識破りの価格設定には品質の不安を覚える人も多いはず。だが予想は良い意味で裏切られ、想像したほどのチープ感はなかった。外観デザインも洗練された今回の主役、「Fulmo Q ECA3360B-GT(U3)」をじっくり観察していくことで、イマドキの安価なPCケースの品質を実感できるに違いない。
ENERMAX「Fulmo Q ECA3360B-GT(U3)」
直販価格税抜3,223円(発売中) 製品情報(ドスパラ)(ENERMAX

意外にも需要が高い、エントリークラスPCケース

ENERMAX(本社:台湾)ブランドのPCケースといえば、以前「Fulmo ST」の検証を行った。大型ラジエターの組み込みを想定して設計された、同社ミドルレンジPCケースラインナップの一翼を担う佳作だったと記憶している。そして今回取り上げる「Fulmo Q ECA3360B-GT(U3)」は、同じくATXミドルタワーPCケースでありながら、なんと約3分の1(当時)の価格で購入できてしまうからオドロキだ。
 エントリークラスの中でも最エントリークラスの位置付けとなる「Fulmo Q ECA3360B-GT(U3)」だが、この価格帯のPCケースは意外にも需要が高い。日本国内市場でも新品3,000~4,000円台の選択肢は多くあり、さらに隣国の台湾や韓国市場に至っては、外観よりも中身(すなわち構成パーツ)に予算をかける傾向にあるため、圧倒的にこのクラスが支持されている。シャーシの設計は共通でフロントパネルデザインやカラーを変えてバリエーションを増やすという手法が多く、加えて組み込み(BTO)向けに企画されたモデルも少なくない。このように、選択肢も出荷量も多い最もエントリークラスのPCケースは、実に侮れない存在なのだ。

比較的安価なPCケースが人気の台湾自作市場。パーツショップの軒先では、エントリークラスPCケースのサンプルが山積みで展示されている光景を見る事ができる

ドスパラ専売モデル「Fulmo Q ECA3360B-GT(U3)」

さて、今回取り上げる売価税抜3,223円の「Fulmo Q ECA3360B-GT(U3)」だが、実は全国20店舗とWeb通販を展開する、PCパーツ業界の老舗「ドスパラ」(株式会社ドスパラ)の専売モデルとして国内市場では販売されている。つまりドスパラでしか購入できないPCケースというワケだ。
 ちなみにブラックボディに2本のグリーンラインが印象的な「Fulmo Q ECA3360B-GT(U3)」は9月3日から発売がスタートしたバリエーションモデルで、ドスパラでは既に2013年末からブラックモデル「Fulmo Q ECA3360B-BT(U3)」の取扱いが開始されている。
 本稿執筆時点(8月末)では完売状態だったブラックモデルは、今回仲間に加わったグリーンラインモデルと共に再入荷を果たし、同じく税抜3,223円で販売が再開されている。つまり、ドスパラ専売モデルながら、売り切れになるほど好調にセールスを伸ばしているという事が想像できる。

「Fulmo Q ECA3360B-BT(U3)」
直販価格税抜3,223円(発売中)
製品情報(ドスパラ)(ENERMAX

totop