エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.353

これで全てが分かる。 CORSAIR「Carbide Series Air 240」徹底解説

2014.09.03 更新

文:GDM編集部 松枝 清顕

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 自作派の心を動かす新作を次々市場に送り込む、ご存じCORSAIR(本社:アメリカ カリフォルニア州)より、MicroATX対応のCube型PCケース「Carbide Air 240」が登場。8月上旬より国内市場での発売が開始された。昨年発売された「Carbide Air 540」同様、内部設計に採用されたコンセプトは「デュアルチャンバー」構造だ。内部を左右のエリアに切り分け、エアフローの効率化を図ったセパレート設計のコンパクトCubeをすみずみまでご紹介しよう。
Carbide Series Air 240 市場想定売価税込各13,800円前後(発売中)
CC-9011070-WW(Black)/CC-9011069-WW(White)
製品情報(株式会社リンクスインターナショナル)(CORSAIR

「Air 540」のMicroATX版「Air 240」デビュー

今回の主役は「COMPUTEX TAIPEI 2014」開幕前夜、CORSAIR創立20周年記念イベントで披露された「Carbide Series Air 240」(以下:Air 240)だ。CORSAIRのPCケースラインナップの中で、ゲーミングモデルを揃えた「Carbide」シリーズに属し、昨年8月に詳細検証をお届けしたATX対応「Carbide Air 540」の弟分に当たる、MicroATX対応モデルだ。

プロトタイプではなく、製品版として「CORSAIR創立20周年記念イベント」に登場した「Carbide Series Air 240」

「Air 540」といえば、箱型スタイルを生かした2層構造「デュアルチャンバ設計」が最大の特徴。マザーボードトレイを境に主要構成パーツを左右各エリアに振り分け、エアフローの効率化も図った秀作だ。設計の妙による完成度の高さから、たちまち人気PCケースとなった「Air 540」だが、一方で最大のネックはその大きさにあった。

元来Cube型といえば誰しもコンパクトサイズというイメージを持っているだろう。しかしATX対応で内部容積が広い「Air 540」は、意外にもミドルタワーPCケースより余分に設置面積を確保しなければならない。そこで幅330mm×奥行き415mmの「Air 540」に対し、幅260mm(-70mm)×奥行き400mm(-15mm)と小型化し、MicroATX対応モデルに作り上げたのが「Air 240」というワケだ。

兄貴分「Air 540」をコンパクトにしたMicroATX対応モデル「Air 240」が今回の主役だ

ちなみに高さは315mm(「Air 540」は460mm)で、145mmもサイズダウンされている。編集部に届けられた評価サンプルを箱から取り出すと、小型化ぶりは一目瞭然。2層構造「デュアルチャンバ設計」が採用されたCube型MicroATXケースの誕生を待ち望んでいた人には、まさに待望の新作と言えるのではないだろうか。

縦横両置きに対応した可変レイアウト設計

「Air 240」はCube型のMicroATXケース。兄貴分「Air 540」に比べ、コンパクトなボディだけにフットワークも軽快に、縦置き設置だけでなく、通常左側面に位置するアクリル窓をトップ面に移した横置き設置にも対応。好みのスタイルが選択できる。

通常の縦置きだけでなく、横置き設置にも対応。アクリル窓は左サイドからトップに場所を変える

また、設置スタイルを横置きにした場合、フロントパネルに備え付けられた「CORSAIRエンブレム」の方向を90°変更できる小技も装備。マグネット固定されたエンブレムを付け替える事で、スタイル変更後も違和感がない。

フロントパネルに備え付けられた「CORSAIRエンブレム」はマグネット固定式を採用
フロントパネルを取り外し、背面からエンブレムを付け替える事ができる

縦横両置きに対応した「可変レイアウト設計」が特徴の「Air 240」だが、今回はアクリル窓を左側面にレイアウトした通常の”縦置き”で検証を進めて行く。

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