エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.301

“Kaveri”に最適な全部のせマザーボード「Fatal1ty FM2A88X+ Killer」に注目

2014.02.06 更新

文:テクニカルライター・藤田忠

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 年明けの1月14日に正式発表された「Kaveri(カヴェリ)」こと、第4世代AMD A-Series APU。CPUの動作クロックは、第3世代の「Richland」からダウンしたものの、内蔵GPUのパフォーマンスはしっかりアップしているとあって、秋葉原のPCパーツショップでも好調。「過去のAMD CPUとは格段に売れている」という声も。Socket FM2+を採用した「AMD A88X」「AMD A78」「AMD A55」チップセット搭載マザーボードが必要なため、既存環境からの移行にはマザーボードの買い替えが必要になる場合もあるが、気になっている人は多いだろう。
 今回はそんなKaveri対応マザーボードを数多く投入しているASRock(本社:台湾)から、ゲーミング向けマザーボード「Fatal1ty FM2A88X+ Killer」を国内正規代理店のマスタードシード株式会社(本社:東京都品川区)より借り受けられた。人気あるKaveri最上位モデル「A10-7850K」とともに、じっくりと検証していこう。
ASRock「Fatal1ty FM2A88X+ Killer」 実勢価格13,000円前後
製品情報(ASRock)(マスタードシード

「Kaveri」はCPU/GPUとも大幅刷新

まずは「Kaveri」について、ざっくりとだが復習しておこう。「Kaveri」は、AMD A-Series APUの第4世代で、CPUコアアーキテクチャは2012年に投入された「Trinity」や昨年登場の「Richland」が採用する「Piledriver」の改良版となる「Steamroller」を採用。AMDの資料によればコアの処理効率は「Richland」世代から最大20%、平均10%向上しているとのこと。なお、製造プロセスも32nmから28nmへ移行している。
そしてAPUで重要となるGPUは、現行のRadeonシリーズと同じ、「Radeon R7 Graphics」を内蔵。デスクトップ向けグラフィックスカードと同じく、「DirectX11.2」や独自APIの「Mantle」、新しいサウンド機能の「TrueAudio」などをサポートしている。

今のところ「Kaveri」は、クアッドコアで、倍率ロックフリーの「A10-7850K」と「A10-7700K」の2モデルが製品化されている。

Socket FM2+を採用する「A10-7850K」。実勢価格は22,500円前後 「A10-7850K」のCPU-Z。定格クロックは3.7GHzで、ターボ時は最大4GHzで動作

CPUの定格クロックとターボ時最大クロックは、「Richland」最上位の「A10-6850K」からダウンしているが、TDPは5W下がった95Wになっている。さらに「Kaveri」世代からは、AMDも「Configurable TDP」を採用。マザーボードのBIOS対応が必要だが、45Wや65WというTDPにも設定することが可能になっている。当然、今回試すASRock「Fatal1ty FM2A88X+ Killer」は、「Configurable TDP」を最新BIOSで正式サポートしている。続いては、今回の主役であるASRock「Fatal1ty FM2A88X+ Killer」を見ていこう。

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