エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.276

Windows正式対応。HighPoint製Thunderboltクレードル「RocketStor 5212」実力検証

2013.11.04 更新

文:GDM編集部 池西 樹

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 「COMPUTEX TAIPIE 2013」の取材中に出会ったHighPoint Technologies, Inc.(本社:アメリカ カリフォルニア州)製Thunderboltクレードル「RocketStor 5212」。外付けながら、SATA3.0(6Gbps)に匹敵するパフォーマンスが謳われており、その後も動向を気にかけてきた。そんな中、ようやくWindowsへの正式対応が発表され、縁あって評価サンプルを入手することができた。そこで今回は実際に最新SSDを用意して、気になるパフォーマンスを検証していくことにしよう。

Windowsプラットフォームでの普及が進むThunderbolt

最大10Gbpsの高速転送を実現したThunderboltポート。miniDisplayPortとの互換性も確保されているため、既存のディスプレイはそのまま接続できる

「RocketStor 5212」の検証を進める前に、簡単にThunderboltについて紹介しておこう。Thunderboltは、DisplayPortとPCI-Expressの技術を基に、インテルとアップルが共同開発した高速伝送規格。片方向最大10Gbps(双方向20Gbps)の広い帯域幅と、最大7台(周辺機器6台+ディスプレイ1台)を同時にデイジーチェーンできる高い拡張性が特徴だ。アップル製PCでは2011年から採用が始まり、2013年10月には転送速度を20Gbpsに引き上げたThunderbolt 2の採用も始まるなど、外部インターフェイスとして定着している。
 一方、Windowsプラットフォームでは導入時期が遅かったことも災いして、これまであまり普及していなかった。しかしIntel 8 世代では、ASRock、ASUSTeK、GIGABYTEなど主要マザーボードメーカーから対応製品が登場。これに合わせて周辺機器も徐々に増えており、USB3.0を超える高速インターフェイスとして期待されている。

デュアルベイ搭載Thunderboltクレードル「RocketStor 5212」

HighPoint「RocketStor 5212」 実勢価格税込27,000円前後(発売中)
製品情報(HighPoint

今回取り上げる「RocketStor 5212」は、SATA接続のHDD/SSDをベアドライブのまま縦向きに挿入できるストレージクレードル。外部インターフェイスにThunderbolt、内部インターフェイスにSATA3.0(6Gbps)を採用することで、最新SSDにも対応する転送速度を実現している。ちなみに国内発売は7月末からスタートしているが、当初の対応OSはMac OS Xのみ。Windowsへの正式対応が発表されたのは9月になってからだ。

HighPointのコーポレートカラー、ホワイトとブルーを基調にしたパッケージ。側面にはWindowsへの対応がしっかりと記載されていた

ドライブベイレイアウトは2.5/3.5インチ×2で、各ベイには2.5インチマウンタを兼ねたベイカバーを搭載。最大容量は各ベイ4TBで、OS起動中でもドライブの取り外しができるホットスワップに対応する。なおRAID機能は実装されないが、OS標準の「ダイナミックディスク」機能を使えば、ストライプやミラードライブの構築も可能だ。

ホットスワップに対応するため、OS起動中でもタスクマネージャーから接続を解除できる
付属品一式。本体以外に、ACアダプタ、電源ケーブル、ドライバCD、クイックインストールガイドが同梱される。なおThunderboltケーブルは付属していないため別途用意する必要がある 電源供給は付属のACアダプタ駆動(+12V/4.17A)で、バスパワーには対応していない

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