エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.255

魅惑のデュアル水冷MicroATXモデル。サイコム「G-Master Hydro-Mini」ができるまで

2013.08.04 更新

文:GDM編集部 松枝 清顕

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 自作好きのプロ集団が企画から組込み、そして各種カスタマイズで顧客からの要望に応える、国内有数のBTOカスタマー、株式会社サイコム(本社:埼玉県八潮市)。今回編集部に届けられたのは、人気のMicroATXケース CORSAIR「Obsidian 350D」をベースにCPUとグラフィックスカードを水冷化させたサイコムの新作「G-Master Hydro-Mini」だ。「静音性と冷却性のバランスをコンパクトにまとめた」という、上質なゲーミングPCを早速ご覧に入れよう。
G-Master Hydro-Mini
サイコム「G-Master Hydro-Mini」 基本構成売価税込168,770円
製品情報(株式会社サイコム

MicroATXでもラジエター2基を内蔵するデュアル水冷PC

前回3月に検証した「G-Master Hydro-GK」最大の特徴は、CPUとグラフィックスカードの水冷化にあった。いずれもメンテナンスフリータイプのオールインワン水冷ユニットが搭載された、デュアル水冷仕様。グラフィックスカードに至っては、サイコムが独自にカスタマイズを行うという、これまでのBTOでは考えも及ばない、「禁断の手法」をいとも簡単にやってのけていた。

G-Master Hydro-Mini
編集部に届けられた「G-Master Hydro-Mini」。輸送時のズレ防止にトップ部の防塵フィルターはテープで固定されている

そして期待の新作「G-Master Hydro-Mini」は、以前詳細をお届けしたMicroATXケース、CORSAIR「Obsidian 350D」(以下:350D)を採用。ミニタワーPCにカテゴライズされるHaswell世代の最新プラットフォームに、NVIDIA GeForce GTX 770を標準で装備した。これだけならば別段珍しくない構成だが、なんと小型モデルながら「G-Master Hydro-GK」同様、デュアル水冷仕様に仕上げられている。ポンプ一体型水冷ヘッドとラジエターを計2個飲み込んでしまう「350D」の優れた設計を褒めなければならないが、それをBTOのレギュラーモデルに加えてしまうあたり、実にサイコムらしい。
 今回は出来たての「G-Master Hydro-Mini」を借り受け、内外部の詳細やベンチマークテストによるパフォーマンスチェック、さらにサイコムのこだわりを垣間見られる独自検証方法をご紹介していこう。

G-Master Hydro-Mini
MicroATXながら、CPUとグラフィックスカードを共に水冷化。2基ものラジエターがこの狭い筐体内部に収まる様は、自作好きならずとも”ただならぬ雰囲気”を感じるだろう

G-Master Hydro-Mini

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