エルミタ的「一点突破」CPUクーラー編 Vol.27

SilverStone 「SST-HE01」検証

2012.08.13 更新

文:GDM編集部 松枝 清顕

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 PCケースで連発のヒットを飛ばすSilverStone(本社:台湾)から、久し振りにCPUクーラー新製品リリースのニュースが舞い込んだ。
 8月10日より発売が開始された「Heligon SST-HE01」(以下:SST-HE01)は、ツインタワー型の大型サイドフローCPUクーラーで、両サイドのヒートシンクに挟まれるように大口径140mm冷却ファンを搭載。付属のファン固定ワイヤークリップにより、冷却ファン合計3基の運用にも対応するという。さて高冷却を謳う「SST-HE01」は、強力な既存ライバル製品たちと互角に渡り合えるのだろうか。

SilverStoneブランド久々のCPUクーラー新製品登場

現在のSilverStone看板カテゴリと言えば、PCケースである事は誰もが認めるところ。ひと頃のように新製品の乱発を敢えて控え、リリーススパンを長くする事でオリジナリティ溢れる魅力的なモデルを用意してくる。それらがいずれもヒットを飛ばし、さらにロングランで売れ続けるのはSilverStoneならでは。数多あるPCパーツメーカーの中でもやや異質なビジネススタイルが成功を収めている希有なブランドと言えるだろう。
 そんなSiverStoneだが、以前は冷却機器をコンスタントにリリースしてきた実績がある。しかし前述通りPCケース部門が好調なだけに、その他カテゴリがややおざなりにされてきた感は否めなかった。こと冷却関連部門については、ほぼ“塩漬け”の状態。例の“徹甲弾ファン”はSilverStoneらしい意欲作だったが、たたみ掛けるようなリリースラッシュとはならず、心ならずも音なしの構えを貫いてきた。
 そんなSilverStoneがようやく投入してきたのは、日本市場では実に2010年6月以来、約2年振りとなるCPUクーラーの新製品「SST-HE01」だ。
 そういえば2年前に開催された「COMPUTEX TAIPEI 2011」のブースで、SilverStoneのマーケティングマネージャー・Tony Ou氏が新型CPUクーラーの開発を臭わせていた事を思い出したが、「SST-HE01」がそのモデルなら、PCケース並の開発時間が掛かっている計算になる。些細な事でも妥協しないSilverStoneらしいと解釈してもいいが、印象としては難産。それだけにパフォーマンスには期待が高まるばかりだ。

SilverStone「Heligon SST-HE01」
市場想定売価税込7,980円前後(8月10日発売)
発売元:マスタードシード株式会社(国内正規代理店)
製品情報(SilverStone

8月10日から販売が開始された「SST-HE01」。パーツショップ店員の評判も上々で、「同一ブランドで揃えたいというユーザーには薦めやすい」との声も聞かれた

さすがに大型CPUクーラーが詰め込まれているだけあって、実測値で200×220×150mmと大ぶりな外装パッケージ

本体チェックの前に付属品を確認しておく

本来ならばここからCPUクーラー本体のチェックを行うところだが、先を急がず、まずは付属品をご紹介しておこう。
 「SST-HE01」の付属品はパッケージ別箱に一式が収められている。マルチソケット対応だけあって、ネジやプレート類は盛り沢山。搭載させるソケットに合わせ、事前にマニュアルで必要パーツを確認しておこう。なお各々パーツ名は、マニュアル記載通りの表記とした。

LGA2011 screw

Nuts

M3*6mm screw

Crossbar

INTEL clip

AMD clip

M3.5*30 screw

Stand-off

Stand-off

Square spacer

Back plate

Fan clip

マニュアル

Insulation sheet

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