エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.23

「新型Intel Atom D510搭載Mini-ITXマザーBOXD510MO」検証

2010.01.04 更新

文:GDM編集部 池西 樹

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 2009年12月21日に発表されたIntelの新型プロセッサ「Atom」は、Atom N450(以下:N450)、Atom D410(以下:D410)、Atom D510(以下:D510)の3モデル。最大の特徴はこれまでノースブリッジの機能であったグラフィック機能とメモリコントローラーをCPUに内蔵した点だ。
 搭載されるグラフィック機能は「Graphics Media Accelerator 3150」で、グラフィック機能を統合したIntel製のプロセッサとしては初めての製品になる。

 そこで今回は、新型Atomプラットフォームを採用したMini-ITX規格のIntel製マザーボード「BOXD510MO」が入手できたので、Atom 330(以下:330)を搭載した「D945GCLF2」と同クロックのLGA775のCPUであるCeleron E1200を使い、性能や消費電力の違いについて比較してみようと思う。
 Intel BOXD510MO
Intel BOXD510MO 規格:Mini-ITX(170×170mm)
Processor:Intel Atom D510
Memory:DDR2 800/667MHz×2(SingleCannel)
Support up to 4GB
Chipset:Intel NM10 Expres Chipset
Audio:Intel HD Audio
LAN:10/100/1000
ストレージ:SATA2.0×2
USB:USB2.0×7
スロット:PCI×1、PCI-Express Mini Card×1

製品情報(Intel)

まずは新型Atomを知る

新型Atomの主なスペック
  Atom N450 Atom D410 Atom D510
CPUコア数
(物理コア/論理コア)
1/2 1/2 2/4
L2キャッシュ容量 512KB 512KB 1MB
TDP 7W 10W 13W
動作クロック 1.66GHz 1.66GHz 1.66GHz
対応メモリ DDR2-667 DDR2-667/800 DDR2-667/800

今回チェックする「Intel BOXD510MO」に搭載されるD510は、新Atomシリーズの低価格デスクトップPC用のデュアルコアCPUで、動作周波数は1.66GHz、1次キャッシュはコード用:32KBとデータ用:24KBの構成で、2次キャッシュはコアごとに512KBを搭載する。

Hyper-Threadingに対応するためOS上ではそれぞれ4コアとして認識される。タスクマネージャー上で4コアとして認識されていることが確認できる

製造プロセスは既存のAtomと同じ45nmだが、130nmプロセスで製造されていたノースブリッジ(Intel 945GSE/Intel 945GC)の機能を統合している。サウスブリッジに相当するチップセットもICH7から製造プロセス45nmで製造された新型チップ、「Intel NM 10 Express」に変更され、新型Atomプラットフォームでは製造プロセスがすべて45nmになった。では次に「Intel D510MO」を画像でチェックしていきたい。

2チップ構成になったためマザーボード上は全体的にすっきりとした感じを受ける。
CPUの冷却は大型のヒートシンクだけでファンは付属しない
搭載されているmBGAタイプのAtom D510
ブラックに塗装されたアルミ製ヒートシンクサイズは、W50×85×H30mm 「Intel NM 10 Express」はヒートシンクもなくむき出しになっている
メモリはDDR2x2スロットで最大4GBまで搭載可能。デュアルチャネル機能はなし。手前はSATAポート 拡張スロットはPCIとPCI Express Mini Cardスロットを搭載
電源はATX 24ピンのみで最近のマザーボードにしては珍しくATX 12V 4ピンコネクタは不要だ バックパネルは最小限で、「D945GCLF2」の時にあったパラレル/シリアルインターフェースとSビデオ端子は今回削除された
I/Oコントローラーはお馴染みのWinbond「W83627THG-I」 Audio CodecチップはREALTEK「ALC662」を搭載する
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