エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.8

総額30万円!キューブベアボーン「SX58H7」の実力やいかに? ~Shuttle SX58H7編~

2009.05.25 更新

文:テクニカルライター Jo_kubota

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2009年4月にリリースされた、キューブベアボーン初のIntel X58Express Core i7対応モデル、Shuttle「SX58H7」。以前「エルミタ的速攻撮って出しレビュー」にて簡単な組み立て編をお届けしたが,今回は実際にOSを入れて動かしてみたので,そのインプレッションをお届けしよう。
■前編おさらいはこちら

Cube採用ベアボーン、SX58H7を実際に動かしてみよう編

というわけで、いきなり本題。どうせ作るなら、、、と思い、キューブPC最強を目指して集めたのが以下の写真だ。

機材協力:
日本Shuttle株式会社
http://www.shuttle-japan.jp/
マスタードシード株式会社
http://www.mustardseed.co.jp/
パソコンショップアーク
http://www.ark-pc.co.jp/
OCZ Technology製 OCZ Vertex「OCZSSD2-1VTX120G」120GBの高速SSD。(関連記事)現在の実売価格は約5万円 メモリはSanMax Technologies製のPC3-12800 DDR3-1600 SDRAM 2GB×3枚。実売価格3万2800円
グラフィックスカードは、GeForce GTX 285を搭載するGIGABYTE「GV-N285-1GH-B」。実売価格3万8980円 Intel Core i7-965 Extreme Edition/3.2GHz。実売価格 10万2800円

SX58H7の実売価格は、5万9680円なので、全て合計すると総額28万4440円となる。これにBlu-ray対応の光学ドライブ、キーボード&マウスをプラスすればざっと30万円だ。
 早速、これらのパーツを組み込んでみよう。なお細かい作業については、前回の記事を読んで頂きたい。

組み立て編:メモリ&CPUを取り付ける

メモリは赤いスロットに3本挿す。そしてCPUを取り付けCPUクーラーを取り付ける

ファンを取り付ける

前回紹介し忘れた点だが、ファンを覆うインテークカバーには防振用のクッションが取り付けられている

GeForce GTX 285を取り付ける

GeForce GTX 285は2スロット占有型なので、スロットのダミーパネルは2枚とも外してしまおう。大きなカードを入れるには、ちょっとコツがいるが焦らずに作業すれば大丈夫

PCIe補助電源を改良する

前回の記事で、PCIe補助電源コネクタがカード上部にあるタイプだと電源ケーブルがドライブベイと干渉して装着が難しいと書いたが、それを少しでも緩和するための「技」を紹介しよう。

 干渉がきつい原因の一つは写真の電源ケーブルの束ね方にある。SX58H7の内部電源ケーブルは、ケーブル全体をねじっているため非常に硬くなってしまっている。もちろん、これにはノイズ低減とケーブルをスッキリ配置いう意味があるのだが、取り回しにおいてはマイナスポイントだ。

 そこで、先端の非常に細い精密マイナスドライバ(使用したのはANEX 精密ドライバ No.70)を使ってピンを引き抜き、ケーブルをより柔らかく取り回しが容易に、なおかつ、きちんとしたツイストペア化を図ることとした。

ピンを引き抜くには、中にあるツメを2箇所内側に引っ込めてやる必要がある。ツメはピンの両脇にあるので、上の写真のように精密マイナスドライバを奥まで突っ込んで180度クルっと回してやるだけでOKだ。
 ちなみによくある精密ドライバセットでは太すぎて入らないので、要注意だ。ANEX No.70は工具が比較的揃っているホームセンターなら置いてあるので、探してみて欲しい。(実売で300円前後)また、ANEX No.800という精密ドライバセットにも含まれている(0.9mmマイナスドライバ)。※問い合わせ/ANEX(株式会社兼古製作所

両脇のツメを引っ込めるとケーブルはいとも簡単に抜ける。もし抜ける気配がないようなら、再度、精密ドライバを突っ込んで「クルっと」回そう。無理に引き抜くとツメが折れ曲がったり、修復不可能になるので焦らず作業しよう
全てのピンを抜いたら、写真のようにケーブルをほどく。そして黄色と黒のケーブルを対にして写真のようにツイストペア状にしよう。このときケーブルに変なストレスがかからないよう、丁寧に束ねるべし。これを3組分行う
次はピンをコネクタに戻す作業だ。ツメはやや引っ込んでいる状態なので、これを起こしてやる必要がある。ツメは起こしすぎると簡単に折れてしまうので、写真(右)くらい起きていれば十分だ。あまり力を入れすぎないよう注意しよう
続いてピンをコネクタに戻す。コネクタのラッチを上にした時、上段が黒ケーブル(GND)、下段が黄色ケーブル(DC12V)となる。そしてピン自体にも向きがあるので、どちらも写真の赤い矢印が示したように、嵌め合いが上を向くように入れよう。最後にタイラップバンドなどでまとめておくと良いだろう
続いてGeForce GTX 285にPCIe補助電源を挿す。このとき干渉する部分のケーブルをあらかじめ写真のように折り曲げておくと、ドライブベイが装着しやすくなる。なおツイストペア化しても若干、干渉するので少々押し付けて装着しよう
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