エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.6

Corsair XMP対応メモリを検証してみる(前編)
~Corsair Memory 編~

2009.04.28 更新

文:テクニカルライター Jo_kubota

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XMPを試してみた

DDR3 1866MHz! XMP対応メモリの実力やいかに?

DDR3メモリ価格の下落によりハイエンドはCore i7へ移行しつつあるが、コストパフォーマンスを考えれば、まだまだCore 2シリーズに分がある。しかし、将来を見据えると、どうせ買うのであればDDR3メモリと考えている人も多いだろう。Core 2 DuoあるいはCore 2 QuadでDDR3メモリを使うためには、Intel X48 Expressを搭載する、DDR3対応マザーボードが必要だ。

そしてDDR3と言えば、今話題になっているのが「XMP」対応メモリだ。XMPとは「eXtreme Memory Profile」の略で、Intelが策定したオーバークロックのプロファイルをSPDに記録されたメモリ。現在、JEDECで規定されているDDR3メモリは、1333MHzのPC3-10600までで、これ以上のクロックはオーバークロック扱いとなる。そしてオーバークロックと言えば、電圧やタイミングの設定を適切にしないとまともに動かないという問題が付いて回る。それを解決してくれるのがXMP対応メモリだ。XMP対応メモリをXMP対応マザーボードに挿し、BIOSでメモリのプロファイル(SPD)にて「XMPモード」を選択すると、自動的に電圧やタイミングを設定してくれる、というわけだ。

Corsair 1866MHz対応 DDR3メモリ「TR3X3G1866C9DF」

Corsairと言えば高品質で有名なメモリメーカーの一つだが、最近はオーバークロックに対応するメモリも積極的にリリースしている。現在、XMP対応メモリの主流は1600MHzだが、「TR3X3G1866C9DF」は、1866MHzまで対応する現在最速のメモリだ。
  この長い型番は順番に読んでいくと分かりやすい。「TR」はトリプル、つまり3枚組で、「3X」はDDR3を意味し、「3G」は合計容量が3GB(3枚組みなので1枚あたり1GB)、「1866」はメモリクロック1866MHz、最後の「C9D」はCas Latencyが9という意味だ。なお末尾の「F」は「クーリングファン」付きを意味する。

トリプルチャネル用、つまりこのメモリはCore i7用だが、もちろんCore 2シリーズでもマザーボードが対応していれば、使用可能だ。ところで、DDR3メモリをCore 2 Duoで使う意味はあるのだろうか。まずは、そこのところから試してみよう。

TR3X3G1866C9DFは、DDR3-1866対応の1GB×3枚組 メモリモジュールの裏。放熱用のヒートシンクが両面にしっかり固定されている
こちらはメモリモジュールの表 CM2X1024-8500C7は、DDR2-1066対応
(画像上段左)TR3X3G1866C9Dをマザーボードに取り付けたところ
(画像上段右)TR3X3G1866C9Dには専用のクーリングファンが付属している
(画像下段左)クーリングファンを取り付けるとこのような感じになる
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