AMD、Zen+アーキテクチャ採用の第2世代「Ryzen Mobile」プロセッサ発表

2019.01.07 02:00 更新

2019.01.07 配信

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AMD(本社:アメリカ)は日本時間の2019年1月7日2時00分、Zen+アーキテクチャを採用するモバイル向けプロセッサ第2世代「Ryzen Mobile」こと、「Ryzen 3000」シリーズを発表した。
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TDP35Wのゲーミングモデルもラインナップ

AMDは、アメリカ・ラスベガスで開催される世界最大級のコンシューマ向け家電見本市「CES 2019」に合わせて、第2世代「Ryzen Mobile」こと、新モバイルプロセッサ「Ryzen 3000」シリーズを発表した。

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2017年10月にアナウンスされた「Ryzen Mobile」の後継モデルで、CPUアーキテクチャに製造プロセス12nm世代の「Zen+」を採用するのが特徴。またプロセスの微細化に合わせて、CPUコアのベースクロックは最高2.20GHzから2.30GHzへ、ブーストクロックは最高3.80GHzから4.00GHzへとそれぞれ向上している。

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ゲームだけでなく、WebブラウジングやAdobe Photoshopでも対抗となるIntelプロセッサを上回る性能を発揮するという

さらに今回からTDP15Wの省電力向け「U」シリーズに加え、TDPを35Wに拡張したゲーミングモデル「H」シリーズが追加されている。AMDの資料によれば、動作クロックやコア数、キャッシュ容量などには違いがないものの、より強力な冷却システムが組み合わされることで、ブースト機能により高クロック状態がより長時間維持できるようになるはずだ。

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「Ryzen 3000」シリーズでは、TDP35Wのゲーミングモデルもラインナップ。ASUSからはRadeon RX 560XとAMD FreeSyncに対応するゲーミングノートPCが登場する予定

その他スペックに大きな変更はなく、CPUコアは最高4コア/8スレッド、グラフィックス機能はRadeon Vegaを内蔵し、キャッシュ容量は最大6MB。製品ラインナップは35Wモデルが、GPUコア10基の「Ryzen 7 3750H」と8基の「Ryzen 5 3550H」、15Wモデルが、GPUコア10基の「Ryzen 7 3700U」、8基の「Ryzen 5 3500U」、6基の「Ryzen 3 3300U」の計5モデル展開。

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「Zen」アーキテクチャを採用する廉価版2モデルも同時にリリースされる

なお「Zen」アーキテクチャを採用する廉価版として、2コア/4スレッドと3基のGPUコアを内蔵する「Ryzen 3 3200U」「Athlon 300U」も投入される予定だ。

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「A」シリーズプロセッサを搭載する初の「Chromebook」もリリース。Apollo Lakeよりもかなり高性能ということなので、廉価なWindowsノートPCにも期待したい

またAMDは、HPおよびAcerと共同開発した「A」シリーズプロセッサを搭載する初の「Chromebook」を発表した。搭載されるプロセッサは、Radeon Graphicsを内蔵した省電力APU「A6-9220C」「A4-9120C」で、現在主流のApollo Lakeプロセッサと同じTDP6Wながら、性能は最大2.5倍も高速だとしている。

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文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
AMD: http://www.amd.com/

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