【COMPUTEX】見れば奇妙な「煙突構造」PCケース、Cooler Master「SL600M」

2018.06.08 00:34 更新

2018.06.08 取材

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Cooler Master Technology(本社:台湾)ブースに出展中のプロトタイプPCケース「SL600M」はどこかが変だ。背面に電源ユニットが見当たらないし、拡張スロットは丸ごと垂直レイアウト。一体どうなっているのだろう。

電源ユニットをフロントマウントにした「煙突構造」PCケース

どこかで見たような外観はさておき、Cooler Masterのプロトタイプ「SL600M」には多くの見どころがある。さっそく背面をご覧頂こう。

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まず異変に気付くのは拡張スロットだ。怪しげなポジションはさておき、通常の設置スタイルでは水平の拡張スロットが、垂直にレイアウトされている。そしてユニークなのは、ユニットタイプの拡張スロットがひとかたまりに着脱できる仕掛けだ。近頃よく見かけるグラフィックスカードの垂直マウントだが、「SL600M」の場合、全てのスロットが向きを変え、ライザーカードを利用。各メーカー謹製のVGAクーラーを正面に見据え、魅せるPCをより効果的に演出できるというワケだ。

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さらにこのスタイルは、見映えだけが理由ではない。「SL600M」はボトム面に200mm口径ファン2基を標準で装備し、トップパネルまで一直線のエアフローが構築されている。この「煙突構造」により、グラフィックスカードの垂直マウントは都合がいい。

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なるほど「煙突構造」により、サイドフロー型CPUクーラーのヒートシンク向きもそれに合わせているワケだ。さらに最も”奇妙”なのは、電源ユニットをフロント裏手に設置している点だろう。この設計であれば、電源ユニットの行き場はここしかない。なお電源ユニットの上部にはSSDがマウントできるようだ。

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4つのUSBポートに注目。左右の穴は人感センサー(?)で、人を感知するとUSBポートが発光(画像右)し、「暗い場所でもポートの視認性は抜群」という事のようだ

外装パネルはアルミニウム製。トップ部はジュラコンキャッチによる着脱式を採用。空冷に向く設計の「SL600M」は年内発売を目指し、目下開発が進められている。

文: エルミタージュ秋葉原編集部 松枝 清顕
Cooler Master Technology: http://www.coolermaster.com/
COMPUTEX TAIPEI 2018 記事一覧: http://www.gdm.or.jp/computex2018/

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