Crucial「MX500」の詳細判明。BallistixからはゾーンLEDメモリが2月に登場

2018.01.22 16:51 更新

2018.01.22 取材

  • rss
  • Twitter
  • Facebook
  • google+
  • hatena
  • pocket

マイクロン ジャパン株式会社(本社:東京都港区)は2018年1月22日、都内某所でプレス向け新製品発表会を開催。Crucialブランドのメインストリーム向け新型SATA3.0(6Gbps)SSD「MX500」シリーズや、BallistixブランドのRGB LED搭載メモリ「Ballistix DDR4 Tactical Tracer」シリーズなどの詳細を発表した。

世界最小、ダイサイズ59m㎡のMicron製「第2世代3D TLC」搭載

20180122_micron_1024x768_05
最大2TBの大容量モデルも用意される「MX500」シリーズ。2.5インチモデルはすでに国内発売が開始されている

マイクロンジャパンは、Crucial「MX500」シリーズの国内発売に合わせ、2015年10月以来久しぶりとなるプレス向け新製品発表会を開催。製品の詳細情報が明らかになったので早速紹介していこう。

20180122_micron_1024x768_03 20180122_micron_1024x768_04
SSD製品の解説を担当したのはマイクロンCPG SSD担当マーケティングマネージャ ジョナサン・ウィーチ氏

「MX300」シリーズの後継モデルに位置づけられるメインストリームSSD「MX500」シリーズ。NANDフラッシュには64層構造のMicron製「第2世代3D TLC」を搭載。256Gbitモデルでは世界最小となる、ダイサイズわずか59m㎡の超高密度化を実現しており、従来モデルから消費電力も低減。さらにデータ保存アルゴリズムを変更した「統合型電源損失イミュニティ」を備え、バックアップコンデンサを使用することなく、電源断時のデータ損失のリスクを解消することに成功した。

20180122_micron_1024x768_06
「第2世代3D TLC」は、64層のダイを積層することで256Gbitながらダイサイズわずか59m㎡のコンパクト化を実現

搭載コントローラはSilicon Motion「SM2258」で、Crucialブランドが独自にカスタマイズしたファームウェアを実装。さらにコンシューマ向けアプリケーションの動作を解析し、最適化を施したSLCキャッシュ技術「ダイナミック・ライト・アクセラレーション」を組み合わせることで、TLC NANDモデルながらシーケンシャル読込最高560MB/sec、書込最高510MB/sec、ランダム読込95,000 IOPS、書込90,000 IOPSというSATA3.0(6Gbps)SSDの限界に迫る高速なデータ転送を可能にした。

20180122_micron_1024x768_08 20180122_micron_1024x768_07
「MX300」シリーズと比較すると転送速度はシーケンシャル、ランダムいずれもアップしている

またハードウェアベースの「AES256bit暗号化機能」や、NANDフラッシュにデータを書き込む際にエラーを検出・復旧できる「Exclusive Data Defense」、ドライブ内の温度を抑える「適応型熱保護機能」、データ書き込み時にコピーを作成する「RAIN」などにより信頼性と耐久性を向上。総書込量は400TBWから700TBW(いずれも2TBモデル)に、製品保証も3年間から5年間へと延長され、より長期間安心して使うことができる。

20180122_micron_1024x768_09 20180122_micron_1024x768_10
CrucialではSSDの導入方法を解説したウェブアプリを提供。解説はすべて日本語化されており、初心者でも簡単にSSDへの換装ができる コストパフォーマンスに優れる「MX500」シリーズ。2TBの大容量モデルも比較的安価なため、データドライブのSSD化も夢ではない

容量ラインナップは250GB、500GB、1TB、2TBの4モデルで、フォームファクタは7mm厚の2.5インチとM.2 2280の2種が用意される。なお国内発売が遅れているM.2 2280モデルだが、ジョナサン・ウィーチ氏によれば2018年第1四半期中にも出荷が開始される予定。さらにより高速なNVMeモデルの計画も進んでいるとのことなので、こちらも楽しみにしたい。

ゾーンごとにLEDを設定できる「Ballistix DDR4 Tactical Tracer」

20180122_micron_1024x768_11

発表会では、DDR4メモリの新製品としてRGB LEDを搭載する「Ballistix DDR4 Tactical Tracer」も発表された。ヒートシンクの上部には8つのゾーンに計16個のRGB LEDを実装。専用アプリケーション「Ballistix M.O.Dユーティリティ」を使用することで、ゾーンごとにカラーやライティングパターン、輝度調整ができる。

20180122_micron_1024x768_15 20180122_micron_1024x768_14
メモリの解説を担当したのはマイクロンCPG DRAM担当ディレクター ジム・ジャーディン氏

LEDカラーは24bit(1,670万色)、ライティングパターンは当初12種類が用意され、ソフトウェアのアップデートで随時更新予定。またMicronからは開発用のAPIも提供され、独自ソフトウェアの開発も可能。すでにASRock、ASUS、GIGABYTE、MSIの主要マザーボードとは連携に向けた協力を進めており、今後はゲーミングメーカーとの協力も検討しているとのこと。

20180122_micron_1024x768_12
トップのライトパイプモジュールを取り外し、明るく発光させることも可能。またライトパイプモジュールは3Dプリンタ用のデータが配布されるため、自分でカスタムモジュールを作成することもできる

動作クロックは2,666MHzと3,000MHz、モジュール当たりの容量は8GBと16GBで、デュアルチャネルやクアッドチャネルキットもラインナップ。正式リリースは2月で、まずは2,666MHzモデルが、その後約2週間ほど遅れて3,000MHzモデルが発売される予定だ。

20180122_micron_1024x768_16 20180122_micron_1024x768_17
スライドには記載がなかったが、「Ballistix M.O.Dユーティリティ」はAMDプラットフォームでも動作するとのこと

文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
マイクロン ジャパン株式会社: http://jp.micron.com/
Crucialブランド: http://www.crucial.jp/
Ballistixブランド: http://www.crucial.jp/jpn/ja/memory-ballistix

totop