【ギークの殿堂 Vol.037】装い新たに帰ってきた“真のBlackBerry”、それが「BlackBerry KEYone」だ!

2017.06.20 00:01 更新

2017.06.20 取材

  • rss
  • Twitter
  • Facebook
  • google+
  • hatena
  • pocket

 こんなスマホやあんなタブレットをちぎっては投げ。なんと半年足らずで数十台を使い倒すという、筋金入りのスマホオタクがお気に入りの端末をアレコレ語る「ギークの殿堂」。今回は、物理QWERTYキー搭載のBlackBerry最新スマホ「BlackBerry KEYone」を紹介します。もう自社製造ではなくなったけれど、使い勝手や魅力は“真のBlackBerry”そのものだった!?

どうもこんにちは、モバイルならおまかせなイオシス アキバ中央通店スタッフの太田です。マニアの視点からスマホやタブレットをご紹介していくこのコーナー、今回はBlackBerry待望の最新スマホ「BlackBerry KEYone」について語りたいと思います。物理QWERTYキーボードを搭載したストレートタイプのモデルで、去年に“Mercury”というコードネームで発表されてから、あちこちで話題になっていましたね。発売延期のニュースにはヤキモキさせられましたが、お店にも今月になってようやく入荷。世界的な人気から笑っちゃうくらい品薄でして、私も入荷を待たずに独自で入手することになりました。

発売されるやたちまち全世界で大人気、圧倒的な品薄が話題になった「BlackBerry KEYone」。中国TCLがライセンスを取得して製造した端末で、詳細はこちらを参照。完成度はかなり高く、マニアも大いに満足している模様
高級感も抜群、実に買ったぞ感のある出来栄え。吸い付くような背面カバーは、いつまででも触っていたい感触らしい。ただし売却時の査定に響くため、いつもはカバーを着けている
注目は、ストレートタイプになって使い勝手が増した物理QWERTYキーボード。キーの造形も見事で、入力のしやすさは「Classic」に匹敵するかも?

まず特筆すべきは、完成度を増した物理キーボードでしょう。AndroidスマホになったBlackBerryとしては「BlackBerry PRIV」が兄貴分ですが、スライド式のキーボードは意外に面倒な側面がありました。やっぱりストレートスタイルで搭載されたキーボードの方が押しやすく、これぞBlackBerryという感じ。高級感とツヤもありまして、キーボードの出来栄えは「BlackBerry Classic」以来の満足度だと思います。

しかもキーボード部分をなでるとスクロールできるという、便利な機能も追加されました。懸念されていた日本語入力の不便さもまったくナシ。Googleの日本語入力のソフトウェアキーボードを組み合わせれば、入力速度が倍になってかなり気持ちいいですよ。

Googleのソフトウェアキーボードとも相性よし。スペースキーには指紋認証を内蔵。センサーが埋め込まれた金属部分では、スクロール操作が可能になっている
最新スマホから姿を消しつつある、イヤホンジャックもきちんと搭載。コネクタはイマドキ仕様のType-Cが採用されている
デュアルSIMには非対応。SIMスロットとmicroSDスロットを搭載している
側面の“便利キー”には、機能割り当てが可能。マニアの場合は、カメラ起動に割り当てているようだ
OSはAndroid 7.1を搭載。BlackBerryにしては大きめな4.5インチ液晶ながら、画面分割で複数アプリを動作させる際に便利なのです

そしてアスペクト比3:2という、珍しい画面の4.5インチディスプレイも要チェック。古参のBlackBerryユーザーの方にとっては「大きすぎる」と感じるかもしれませんが、なんとAndroid 7.1の恩恵で画面分割が使えるんです。この使い勝手が非常に良好でして、そうした機能を考慮した上での妥協点がこのサイズかなと。解像度はフルHDで画質も極めて鮮明、端末を作ったTCLはいい仕事をしたと思います。

BlackBerryならではの高度なセキュリティ、そして通知を網羅できる「Blackberry Hub」ももちろん搭載。ハブではSNSの一元管理が可能だが、本当に知りたい通知のみに絞るのが使い勝手のミソだ
従来あまり力を入れてこなかったカメラ機能も大幅進化。ソニー製のイメージセンサーを内蔵、写真撮影のクオリティはかなりアップしたらしい

先ほどチラリと触れましたが、BlackBerryが自社で端末を作っていたのは「BlackBerry PRIV」が最後でして、この「BlackBerry KEYone」は中国のTCLが作っています。BlackBerryもついにブランドライセンス戦略に移行したというワケですね。もっともTCLはいいスマホを作ってくれまして、使い勝手のいい物理キーボードや画面分割が生きる絶妙ディスプレイ、驚異の3日持ちバッテリーと、およそ隙のない端末になっています。新しい機能を取り入れつつ、装い新たに真のBlackBerryが帰ってきた。そんな気がします。

スタバでドヤる時、なぜか定番のMacBookだけでなく箱も持ち歩く太田氏。ちなみにBlackBerryもType-Cになったことで、充電器を共有できるようになったというメリットも

文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
イオシス アキバ中央通店: http://www.gdm.or.jp/shop/iosys-chuou/

totop