【COMPUTEX】キューブ筐体にRyzen+GTX 1070を詰め込んだ、ZOTACのパワフルベア「MAGNUS ER」を見る

2017.06.06 13:24 更新

2017.06.06 取材

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 おなじみ「ZBOX」シリーズでコンパクトPCのカテゴリを先導するZOTAC International (MCO) Ltd.(本社:香港)は、今年も注目の小型モデルを持ち込んでいた。自作PCの世界における“春の嵐”となったRyzenを搭載、強力グラフィックスと相乗りさせたビッグキューブの「MAGNUS ER」をチェックしよう。

記念モデルと同じビッグキューブ筐体に、Ryzenとショート版GTX 1070を搭載

「ZBOX」のお仲間としてはかなりビッグだが、それでもハイエンドマシンとしては十分にコンパクト。新たにRyzenとGTX 1070を搭載した「MAGNUS ER」が発表された

ZOTACのコンパクトPCの中でも最大級、ハイエンドパーツで構成された「MAGNUS ER」シリーズは、Ryzenを搭載した最新のAMDモデルだ。水冷化したCPUとGeForce GTX 1080を詰め込んだ「MAGNUS EN1080」と同じ筐体を採用する“ビッグキューブ”で、内部にはショートサイズの空冷グラフィックスカードがそのまま内蔵されている。

組み込まれているのは、ZOTACのショート基板モデル「GeForce GTX 1070 mini」(もしくは「GTX 1060 mini」)。ただし内部はかなり高度な詰め込み具合になっており、ベアボーンとしてアクセス可能な底部以外は基本アンタッチャブル。グラフィックスカードの換装には対応しないという。

デスクトップマシン以上に充実しているかもしれない、豊富なインターフェイスを装備。ちなみにほぼ同じ構成にて、Core i7/i5搭載のIntelモデルもラインナップしている

メモリスロットは最大32GBのDDR4-2400MHz SO-DIMM、ストレージはM.2と2.5インチドライブのマルチ構成に対応。デュアルギガビットLANや複数のUSB3.0ポート、USB Type-Cを備えるなど、インターフェイスも充実している。Bluetooth 4.2や802.11ac無線LANに標準対応し、ワイヤレスネットワーク環境も万全だ。

なおこちらのモデルについては、発売時期・価格ともに不明。Core i7/i5を搭載するIntelモデル「MAGNUS EK」シリーズもラインナップするが、はたしていつ頃の登場になるだろうか。

コンパクトPCではなく、デスクトップPCを作ってみました。Core i7とGTX 1080を搭載する「MEK」の登場だ

「MAGNUS」の新モデル以外に、ZOTACが持ち込んでいたニューカマーが「MEK」だ。ネーミングは“メカニカル・エクストラ・キット”の略称で、ZOTAC初となるスリムデスクトップPCとして7月以降に発売される。

プロセッサはCore i7-7700で、DDR4 16GBメモリやM.2のMVNe SSDを実装。グラフィックスカードは「GeForce GTX 1080 mini」が“付属”、なんと通常の自作PCよろしくユーザー自身が組み込む仕様という。電源ユニットには、450WのSFX電源を使用している。

「MAGNUS」同様に豊富なインターフェイスを備え、スリムPCとしての完成度は上々。グラフィックスカードはユーザー組み込みという、ベアボーンとしてはやや珍しいスタイルで発売される
このほか、複数のコンパクトPCが展示されていたZOTACブース。こちらはCore i5-7500TとGeForce GTX 1050を搭載した、バリエーションモデルの「MAGNUS EN1050K」だ
デザインを刷新した「M」シリーズ。Ryzen搭載の「MA551」とCore i5-7300HQ搭載モデル「MI553」をラインナップする 「長年おなじみのデザインだったため、スタイルを変えたかった」という新モデルたち。こちらはCore i5-7300U搭載の「MI549 NANO」

文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
ZOTAC International (MCO) Ltd.: http://www.zotac.com/
COMPUTEX TAIPEI 2017 記事一覧: http://www.gdm.or.jp/computex2017/

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