【COMPUTEX】日本市場への参入を準備する新興メーカー、HBT(HonBonTec)を知る

2016.06.08 15:25 更新

2016.06.08 取材

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 今回の訪台で、とある新興メーカーを取材した。2015年1月に設立されたHBT(HonBonTec)は、自作PCパーツをメインに据えた新規参入企業。トップは某大手PCパーツメーカーの元副社長で、日本市場の商習慣にも精通。近く本格上陸を目論んでいる。

日本市場への本格的参入を目論むHBT+とは

HBT(HonBonTec Limited)をご存じだろうか。2015年に台湾で立ち上げられた自作PCパーツメーカーで、代表には誰もが知る大手メーカーの副社長を務めたCharles氏(左)が就任。ディレクターのAndrew氏(右)を中心に据え、自作PC市場のメジャー昇格を狙う。

COMPUTEX開催期間中は、台北101にほど近い場所にプライベートスペースを設け、HBT+ブランドのラインナップを披露。そこで今回は、日本市場への参入も予定されている、新興メーカー自慢のアイテムをご覧に入れよう。
 

個性的PCケース2種

右側のホワイトカラー筐体は、ゲーミング向けの
「Turbine 700」
だ。好みが分かれる個性的な外観デザインは、フロントパネルを2ラインカット。切り口部分にはメッシュフィルタを装着し、外気の取り入れ口を設けた。さらにトップパネルには3つの段差と、それぞれ通気孔を備え、内部の熱を排出する仕組み。なおトップ部には最大で360mmサイズのラジエターも搭載できる。
 外形寸法はW230×D460×H480mm、重量8.5kg。対応フォームファクタはATX、MicroATX、Mini-ITX。

左側の「Shield 700」は、フロントパネルに独自ギミックを備えたミドルタワーPCケース。7mm厚のアルミニウムパネルは、上下にスライドが可能。ロックを解除するとパネルの自重も手伝って静かに下降。使用頻度が低い5.25インチオープンベイ1段が姿を現す。

外形寸法はW230×D460×H480mm、重量は8.5kg。対応フォームファクタはATX、MicroATX、Mini-ITX。
 

オーソドックスなサイドフロー型CPUクーラー

サイドフロー型CPUクーラー「Fort v1」は、120mm口径ファンを搭載するオーソドックスなモデル。スペックは600~1,700rpmのワイドレンジで、25~32dBA / 30~75CFMのPWMに対応。ヒートシンクはスリム幅により、隣接するメモリスロット周りのクリアランスを確保した。なお4本のヒートパイプはダイレクトタッチ式を採用する。
 変わったところでは、放熱フィン中央部に菱形(ダイヤモンド形状)に穴を設け、熱を分散する役割を果たすという。

 

オールインワン水冷「Arctica」シリーズ

オールインワン水冷ユニット「Arctica」シリーズは、120mmサイズラジエターの「Arctica 120」と240mサイズラジエターの「Arctica 240」の2種。

正直、よくあるタイプの水冷ユニットで、ウォーターブロックは銅製のマイクロチャンネル・コールドプレートを採用。ポンプ上部にある「HBT」ロゴはLED内蔵で発光する。担当者の説明によると、チューブは一般的なゴム製よりも耐久性が高く、ポンプは静音性が高いそうだ。

 

発売したばかりの最上位「G6」

HBTブランドの最上位PCケース「G6」は、先日より台湾およびアメリカで販売が開始された新作。販売価格はアメリカ市場では200ドル程度だという。

素材にはアルミニウムとスチールを採用。外観上の特徴として、トップパネルは中央から両サイドに角度を設けた。また内部はボトムレイアウトの電源ユニット搭載エリアにカバーを付けた、2フロア構造。ドライブベイのレイアウトを見直す事で、トップおよびフロントに最大360mmサイズのラジエターが搭載できる。

その他、DIY水冷ユース向きに、フロントおよびトップ部にリザーバーが搭載可能。
 外形寸法はW242×D510×H545mm。対応フォームファクタはE-ATX、ATX、MicroATX、Mini-ITX。

なおHBTブランドの製品は、国内市場での販売代理店も確定。いずれかの製品を、近く国内で購入できるようになるはずだ。

文: GDM編集部 松枝 清顕
HonBonTec Limited: http://www.honbontec.com/

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